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2016年3月3日

情け深くあれ―戦国医生物語

医師(いし・くすし)の仕事はかねてから病気を治すことに特化した仕事である。そういった役割は今も昔も変わりない。 さて本書であるのだが、戦国時代における若い医師の物語である。その若い医師は元々武士だったのだが、ある「別れ」によって、医学中興の祖である人に弟子入りし、医術の修行を進めていく。もちろんその時は戦が激化の最中で、至るころで混乱を極めた。しかしその混乱の中で患者たち、そして師匠とふれあいの中 […]