金融の基礎知識100

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金融と言うと、その道のプロの専売特許かとお思いがちであるが、実際にお金を貯めている方々に対して、お金をどのように蓄えていくのか考える必要がある。そのためにも記入の基礎知識を身につけ、実際に様々な金融に手を出すことも必要になってくる。タンス貯金や普通預金ばかりにため込んでいては、お金は水槽の中に入り続け、やがては窒息してしまうからである。

だから金融商品を購入するなど、様々な形の資産にして、あなたが持っているお金を生き生きと働かせるということが大事になってくる。だからでこそ本書でもって基礎知識を磨き、攻守織り交ぜた資産運用を行っていく必要がある。

第1章「おカネと金融機関」
今あなたが持っている「おカネ」と「金融機関」の関連性は深い。実際に持っている現金もあれば、銀行で貯めこんでいる「預(貯)金」、さらには日本銀行で発行する「日本銀行券」という紙幣とさまざまであるが、ほかにもクレジットカードや保険料の支払い・運用もまた金融機関にて行われるという。

第2章「金利と短期金融市場」
今年の1月末に日銀の黒田総裁がマイナス金利導入を発表した後、本当に長期金利が初めてマイナスになった。それはさておき毎日のようにその変動が伝えられている「金利」は金融市場に深く関係しているのだが、そのメカニズムを取り上げている。

第3章「日本の国債」
日本の国債と言うと、数百兆にも赤字が膨れ上がっている根源の一つとして挙げられるが、実をいうと広告を見ると「個人向け国債」を提案するようなものもある。実際に私も恥ずかしながら一時期は持っていたのだが、そもそも国債はなぜ存在するのか、それについても取り上げている。

第4章「国債以外の債券」
「債券」は何も国ばかりではない。地方にも「地方債」というのがあり、会社でも「社債」というのも存在する。その地方債や社債の定義と発行の基準、さらには利回りの原理について取り上げている。

第5章「株式」
株式と言うと良く見るのが日経平均株価である。それはすでに公開されている株式が買われたり、売られたりすることによって起きる変動を平均したものである。そう考えると投資家のものかと思いきや株はけっこう一般市民でも買うことができる。もちろんその株はどのように買うのかと言うよりもなぜ株があるのか、そしてどのように売買されていくのかが中心であるが、それを知ることによって株の奥深さがわかってくる。

第6章「外国為替市場」
外国為替と言うと、円から海外の通貨に変換する際の金額を表すが、そもそも外国為替と銀行との関係性はどのようなものであるのか、本章ではそのことが中心である。

第7章「証券化」
金銭債権などを「証券化」するような動きもあるのだが、そもそも「証券化」とはいったい何なのか知る必要がある。本章ではその証券化とは何かを事例とともに説明している。

第8章「デリバティブ」
デリバティブとは、

「「派生する」という意味の英語の動詞の名詞形で、「(なにか別のモノから)派生したモノ」という意味です」(p.174より)

という。金融の世界でも「デリバティブ取引」なるものが存在しているのだが、果たしてどのようなものが派生して取引されているのか、その関係性とともに取り上げている。

第9章「投資信託」
投資信託は自分も少しやったことがあるのだが、自分のお金を他人(投資家)に運用・管理を任せ、投資が行われ、その結果が帰属されるようなことを挙げている。実際に投資について何も知らない方であれば、投資信託でもって相手に投資を任せた方が良いのかもしれないが、それについて賛否両論は上がっている。実際に投資信託はなぜ、どのようにしてできたのかその原理とともに取り上げている。

第10章「J-REITとファンド」
「J-REIT」は簡単に言えば日本の投資の一種であり、「不動産に投資する会社型投信」を表している。それを実際に行うのは「投資法人」と呼ばれるもので、ある意味投資信託に似通っている部分もある。また本章で取り上げる「ファンド」も「J-REIT」と似て会社などをつくって行うものである。

金融には様々なものがあり、歴史も存在するのだが、本書はあくまで「基礎」である。この基礎をもとに投資の世界に入り、自ら資産運用を行い、攻めの貯蓄をすることをおすすめする。ただ最後に断っておくが、本書で取り上げている金融商品は元本保証されていないものがほとんどである。万が一元本割れし、損をして泣きを見る可能性もあるのだが、それもすべて「自己責任」で行ってほしい。

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