秘密のアキラさん―自分を変える究極の45のルール

サンライズパブリッシング様より献本御礼。
本書で取り上げる経営者はまさに「異色」と呼ばれている。もとより「経営者」の多くは「異色」が多いのだが、その中でも特に際立っている。その理由と哲学が本書でもって「秘密」として明かしている。

第1章「孤独」
カリスマ経営者などトップを走る人物は「孤独」の重要性を説いている。しかしその孤独はなぜ必要なのか、トップならではの理由だけではなく、「人脈」や「裏切り」「行動」と孤独との関係についても本章にて述べている。

第2章「個性」
個性を伸ばせと言われても何かわからないことが多い。その個性を築き、磨くうえで必要なものとして「方向性」や「キャラ設定」「ルーティン」などが挙げられる。本章はなぜそれらが必要なのか、そしてそこからどのように個性を築いたら良いのかを取り上げている。

第3章「仕事」
仕事を行っていくうえで必要なこととは何か、本章では「楽しさ」や「成功」「武器」などを中心に、特に心構えのことを基軸に取り上げている。

第4章「感性」
「ローマは一日にして成らず」のごとく「感性も一日にして成らず」である。常に色々なもの・ことに触れると言っても手あたり次第ではなく、「本物」に触れたり、環境を整えたり、美意識を追求したり、ブランドを身につけたり、本を読んだりするなど方法は数多くある。本章はそういったことを取り上げている。

第5章「行動」
成功するためにはどうしても「行動」は必要になる。その行動をどうしたら良いか、「感謝」や「素直」「誘惑」「準備」「夢」など、行動を行う前段階から、行動の最中の心構えなどを取り上げている。

「異色」と呼ばれる人物は数多くいるのだが、著者はその中でも文字通りの「異色」である。しかしその「異色」は数多の天国と地獄を繰り返し体験し、そして大きな成功を次々とつかみ取ったからでこそ得られたものである。そしてこれから新たなビジネスを構築し、成長し続ける。その姿を本書にて映し出している。