20代のうちに知っておきたい読書のルール23

私自身、職業柄毎月50冊以上本を読む。多い時は70冊を超えてしまうのだが、そういったこともあってか自分自身「活字中毒症」「乱読家」と言ってしまう。それくらい読書をし始めたのは社会人になってからなので、もうかれこれ8年以上経つのだが、まだまだ私の知らない読書があるため、そのことから読書は楽しいと思っている。

その一方で読書が嫌い、つまらない方も少なからず存在する。本書はそういった方々、そしてこれから社会人人生をスタートする20代の方々のために読書とは何か、そして読書を楽しくするためにはどうしたら良いか、そのルールを示しているのが本書である。

第1章「出会いの読書~書店に行こう!」
私は毎日のように書店に行く。そこには新しい本、あるいは思ってもみなかった本と巡り合うことができ、それが刺激となる。もちろん「知の宝庫」という意味でも書店があると言えるのだが、そもそも本を買うことはお金を使うのだが、なぜ本にお金を使うのか、その意味についても取り上げている。

第2章「人生が楽しくなる読書」
読書は「教養を深めることができる」や「人生が楽しくなる」と言う声をよく聞く。私自身もその通りだと思うのだが、ほかにも読書がもたらす効果はたくさんある。その中には数年にわたって毎日のように読書を続けていてもわからないところも存在する。本章では著者が感じた読書の楽しさと喜びを取り上げている。

第3章「生きがいの読書」
私自身「なぜ読書をするのか?」と問い続けることがある。その明確な答えはないものの、読書そのものが人生になっていると言ってもいいほど過言ではない。もちろんほかの仕事もあるのだが、基軸は読書そのものにあるといえる。

第4章「学び表現する読書」
読書を通じて得たことを活かすこともまた読書の醍醐味である。その醍醐味をどのように活かしていくか、本章ではノートやアウトプット、そして速読・精読の方法などを取り上げている。

読書は無限の可能性があり、なんといっても飽きない。私自身飽きっぽい性格であり、ほかのことをやってもすぐに飽きてしまうのだが、毎日200冊もの本が出続けている本を読むということは飽きる暇がない。そしてその読書を通じて得たことは今の生活・仕事にも通じているところがある。本書はそれを再確認することができる。