神奈川のおきて

私自身、8年前から神奈川に住んでいる。住み始めてから今まで色々と触れることができたのだが、まだまだ知らないことが多い。そのこともあって神奈川のことについて知りたくて本書を手に取ってみた。本書はその神奈川にはどのような買い物や学校、名物、地理などが存在するのか、「おきて」として取り上げている。

第1章「買い物・グルメ編」
「買い物」と言うと食品スーパーから書店、コンビニなどが挙げられる。もちろん取り上げられているすべては神奈川県のみ、あるいは神奈川県を中心に展開しているものばかりである。またグルメもよく知られているものからB級グルメに至るまで網羅されている。

第2章「学校編」
神奈川県の学校事情は全くと言ってもいいほどわからない。そもそも学校との接点がないこともあるのだが。しかし学校で行われる行事もあれば、学習塾に至るまでを本章では紹介している。

第3章「生活習慣編」
私自身は長らく北海道に住み、就職を機に神奈川県民になったクチである。その中で生活習慣が変わったのかと聞かれると、そもそも雪が少ないこともあってか、年間を通じて「変わった」と答えるほかない。ではどのように変わったのかと言うと本章で取り上げている「横浜駅」や「通勤時間」「海水浴場」が私自身に当たるといえる。

第4章「名物・自慢編」
神奈川県と言っても横浜や川崎、鎌倉や藤沢、相模原、平塚、茅ケ崎、小田原をはじめ様々な街があり、それぞれに名物が存在する。またペリー来航も浦賀沖だったことから、明治以降の文明が発祥したところも神奈川県に点在しており、それを標榜しているところもある。本章ではそのような名物・自慢を取り上げている。

第5章「地理編」
神奈川県と言うと「横浜」に並んで有名な場所として「湘南」がある。ただ、「湘南」と言ってもどこを定義としているのか今でも議論は絶えないので、ここではあえて言及は避けておく。また地理というかどうかは不明であるが、今住んでいる鎌倉でも、そこならではのプライドが存在しているのだという。

第6章「本音・常識編」
他の都道府県の方々から見た神奈川県、そしてその印象を言われた時の本音、そしてスポーツチームの本音、観光名所など神奈川県民の知られざる本音を取り上げている。

神奈川県には様々な個性があるのだが、それを49個取り上げられているのだが、自分自身長らく神奈川県について知らなかった部分も多い。本書でもって少しでも知ると、元々神奈川県はけっこう好きなのだが、その度合いが強まっていくことができる。