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2016年6月3日

生き心地の良い町―この自殺率の低さには理由(わけ)がある

日本では毎年3万人以上の人が自殺をするという。なぜ自殺数が増えたのかというメカニズムは、「働き盛りがなぜ死を選ぶのか―<デフレ自殺>への処方箋」という本を取り上げたときに、「失われた10年」ないし「失われた20年」の時、それも特に97年金融危機の後に急速に経済的な不安が出てきたことにより、突然自殺者数が3万人を超え、以降20年近く続けて3万人を超えている状況にある。 自殺の現状はここまでにしておい […]