正論で争いを仕掛けてくる 相手の言葉なんて 真に受けるな!

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私自身、言い争いに絡むことはたまにはあるが、そういったことになると必ずと言ってもいいほど負けてしまう。最も口が全くと言ってもいいほど達者ではない部分もあるのだが、それ以前に相手のペースに合わせてしまうようなことが多々あったためである。そのような状況の中で言い争いに負かすというよりも、言い争いから避けるためにはどうしたら良いかを伝授しているのが本書である。

第1章「1つの場面には過去の背景がある―いまの出来事は過去の出来事とリンクする」
1つの場面・事象には「背景」が存在する。その背景には様々な出来事が重なり合って、関係が変化したことから言い争いが起こったり、嫌悪な関係になったりすることがある。言い争いにしても、関係悪化にしても様々な因果関係があるのだが、それを良くするためにはまず、その原因を知る必要がある。

第2章「正論を振りかざしても人は動かない―どんなに正しいと主張してもわかってもらえない」
言い争いに必ずあるのが「正論」である。人に理解してもらえず正論を振りかざすような人もいるのだが、それでまかり通るほど言い争いは簡単ではない。もっと言うと言い争いの場面一つ取ったとして解釈も人それぞれであるので、正論を振りかざしても不毛な争いが続くことが多い。そのため正論を振りかざすよりも、正しい主張をすることよりももっと大事なことは存在するという。

第3章「「でも」と「わかって」と「どうして」で争いが勃発する―ほんとうは満足や幸福感を感じる感度の低さが元凶だった!」
争いが勃発する引き金として本章のタイトルにある「でも」「わかって」「どうして」がある。それらの言葉には攻撃的な要素が含まれており、そこから攻撃的な反論が出てきて、最終的には言い争いに発展してしまうような事態になってしまう。

第4章「相手の言葉を真に受けるな!―多くの人が相手の言葉に過剰反応しては勝手に傷ついている」
よく言い争う中で相手の言葉を真に受けてしまう人がいるという。自分自身もそのような人間の一人で、真に受けてしまい、傷つく場面も少なくない。その場合どうしたら良いのか、相手の言葉に過剰反応することなく、相手への思いやりと意識を伝えるようにすることが大事である。

第5章「争うことが目標となっている―お互いに仕返しするチャンスを狙って争っているだけ」
言い争いをする人の中には「言い争い」そのものを目的とする人もいる。このような人に対しての対処方法はなかなか難しいのだが、思考をうまく使い、領域を意識することによってトラブルや言い争いを減らすことができるという。

第6章「人間関係は大きく分けると2つの関わり方しかない―ネガティブな人生にするかポジティブな人生にするかは自分次第」
自分自身の考え方をネガティブにするか、ポジティブなものにするかは自分の考え方次第とあるが、もっと言うと人間関係が影響している部分もある。

第7章「自分を守るために、ネガティブな環境の中に身を晒すな!―「私を傷つけない」という視点からスタートする」
自分自身のみを守るためにはどうしたら良いか、それはネガティブな環境に身を晒すようなことを避けるとあるが、それを避けるためにはどうしたら良いか、そこには満足感を得る、あるいは感情に気づく、言葉に乗らない、そして自分の言葉に寄り添うことにあるという。

言い争いは些細なことから起こる。その言い争いを避ける、あるいは未然に防ぐために自分自身にすべきこととは何か、そのことを見つけることができる一冊と言える。

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