猫ノ眼時計


元々本書は「蘆屋家の崩壊」「ピカルディの薔薇」の2つから続く幽明志怪シリーズの最終編となる一冊である。

「豆腐」を通じて仲良くなった小説家と自分の2人が、様々な人物を通じてどのような不思議な体験をしていくのかについて描かれている。もちろん短編集であるので、その一つ一つには奇怪さはあるものの、面白おかしく描かれているほかに、仲間の「絆」を事細かに描かれているので、いろいろな感情を呼び起こしてしまう。

本書の巻末にはそれぞれのストーリーの歴史が掲載されており、該当している話も掲載されている。本書の他にも冒頭で取り上げた「蘆屋家の崩壊」「ピカルディの薔薇」の2冊も併せて楽しむことができる。その楽しみ方は歴史を時系列で見つつ、楽しむことができる。もちろん本書だけでも楽しむことができるが、本書を読むとその前のシリーズものも読みたくなってしまうので、先ほど取り上げた2冊も併せて読むことをおすすめする。

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