凍った地球―スノーボールアースと生命進化の物語

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地球温暖化の話についてよく言われているが、地球の歴史をたどってみると「氷河期」なるものも存在したし、今から1000年前には今よりも暖かい時代があったという話も聞いたことがある。こういった状況を鑑みると、確かに地球温暖化はあるのだが、実は地球は長い目で見ると寒暖の差があり、なおかつ氷河期もあるという考えにも行きつく。そもそも本書のタイトルにある「凍った地球」と呼ばれるような状態はいつ頃から起こったものなのか、そのことについて取り上げている。

第一章「寒暖を繰り返す地球」
地球は寒暖を繰り返しているが、これは10年・20年の歴史の中では確認することは非常に難しい。100~500年のスパンで見ていくと、氷河期や逆に灼熱のような時期もあるのかもしれない。そもそも長いスパンで激しい寒暖を繰り返していったことにより、氷河時代を知り、なおかつ赤道も凍っていた事実もあったという。

第二章「地球の気候はこう決まる」
地球の気候はどのように決まるのか、そこには太陽やプレートテクトニクスと呼ばれるものなど、様々な要素が重なり合って、地球の気候が決まってくる。その決まってくる中で地球の気候が安定的になるのかも本章にて言及している。

第三章「仮説」
地球の寒暖における論文はこれまで数多く取り上げられたのだが、その中で気づかれなかった論文があったという。その論文には気候に関する「謎」を解決できる糸口を見つける仮説があったという。

第四章「論争」
地球温暖化もそうなのだが、地球の気候の変化は今日でも激しい論争が続いている。その続いている論争の中でどのようなやり取りがあったのか、そしてその論争の帰着点はどこにあるのか、そのことについて取り上げている。

第五章「二二億年前にも凍結した」
地球が凍結した時期は確かにあったという。それは二二億年前だったのだという。その二二億年前にどのようにして凍結したのか、その時に生物はどうだったのかについて取り上げている。

第六章「地球環境と生物」
地球環境の中で生物はどのように絶滅し、生き残っていったのか、そしてその中でどのような「変化」を起こしていったのかを取り上げている。

第七章「地球以外に生命はいるのか?」
では地球以外にも生命体がいるのかという疑問も出てくる。かつて「スリランカの赤い雨 生命は宇宙から飛来するか」という本でも取り上げたのだが、宇宙には地球以上の「謎」がはらんでおり、生命体がいるのかもしれないという話も出てきている。実際に出た赤い雨もまた地球外の生命体や要素が重なり合って生まれたともいわれている。本章ではこの話には言及していないものの、金星・火星にも海があったという話などが取り上げられている。

地球にはまだまだ謎が多い。今日の地球温暖化も産業の発展や急速な人口増加などが挙げられるが、そもそも地球は寒暖を繰り返していくプロセスの中で温暖化して行くのかですら、第四章で述べたように議論の真っ只中にある。その中で凍った地球は存在するのかという議論もあるのだが、その仮説の一説として本書があると言える。

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