伯爵家のしきたり

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しきたりを学び、会得することはどうしても必要なことである。特に日本人としてのマナーを学び、身につけることは日本人であるがゆえに必然的に求められる。

本書はその中でも「伯爵」と呼ばれる階級と呼ばれる人物が伯爵家ならではの礼儀作法をはじめとしたしきたりを紹介し、マナー向上を図る。

第一章「伯爵家の礼儀」
「礼儀作法」という四字熟語があるのだが、本来「礼儀」と「作法」は異なるものである。礼儀はその心構えを、「作法」はその心構えを伝えるための方法を取り上げているのだが、その中でも本章はしきたりを学ぶ「心構え」を説いている。

第二章「伯爵家の作法」
挨拶などの「礼」やコミュニケーションなどのあり方をすることは「作法」にあたる。その作法をいかにして行っていくべきか、その大枠を取り上げている。

第三章「伯爵家の歴史」
明治維新が起こる以前は武士や商人といった階級によって分かれ、なおかつ武士も将軍を筆頭に様々な役職があった。明治時代に入ってからは華族・皇族・伯爵といった身分があったのだが、著者である「小笠原家」は室町時代から存在したのだという。

第四章「伯爵家の衣食住」
衣食住にも「しきたり」があるのだが、身なりをどのようにするのか、インテリアをどのようにするのか、さらには食事の作法に至るまでの方法を取り上げている。

第五章「伯爵家の祭」
「祭」と言っても毎年夏から秋にかけて神社などで行う縁日のイメージが持たれるのだが、あくまで本書は「しきたり」である。そのしきたりにおける「祭」とは何かというと、いわゆる「冠婚葬祭」の中の「祭」を取り上げている。祭というと年齢とともに祝う「祝事」であり、最近だと「七五三」がある。

第六章「伯爵家の慶弔」
結婚式や葬式などのことでもしぐさや気遣い一つで相手からの印象が変わってくる。細やかな心配りができることが重要になってくる。それをかなえるための作法のあり方を取り上げている。

第七章「伯爵家のおもてなし」
「おもてなし」は2013年の流行語にもなった。その理由として東京オリンピック招致に向け滝川クリステル氏が行ったことが挙げられる。「おもてなし」のあり方も人それぞれであるのだが、「おもてなし」をすることによって相手の印象を良くすることが挙げられるのだが、小笠原家ならではの「おもてなし」を取り上げているのが本章である。

しきたりはどこに行ってもあるものだが、そもそも「礼儀」「おもてなし」「しきたり」は相手への印象と自分自身の自律が挙げられる。そのほんしつをしることのできた一冊が本書と言える。

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