2016-12

文芸・評論

三人屋

何とも不思議なタイトルであるのだが、元々は三姉妹がそれぞれの店を営んでいる。しかも同じ場所で時間帯は異なるのだが、異なる時間帯で三姉妹それぞれの店と料理、顔がある。近所では人気で俗に本書のタイトルのような呼ばれ方をしているという。 その三姉...
書評

勉強の結果は「机に向かう前」に決まる

受験勉強をしたのがもう13年も前の話になるので、結構遠い記憶なのだが、その時私は商業高校に通い、なおかつ部活動もやっていた身だったので、その両立が大変だったことは今でもハッキリと覚えている。そういった状況なので否が応にも机に向かうと集中でき...
SF

をちこちさんとわたし

気難しい男と記憶を持たない女とのデコボコの物語であるものの、その物語は面白いように進んでいくような、見るも不思議な一冊と言える。 不思議であるがゆえに謎が謎を呼ぶのだが、読んでいて「良い意味で」わけがわからなくなる。もちろんストーリーがめち...
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書評

筋トレを続ける技術-自宅で気軽に体脂肪燃焼

そろそろ年末年始なので、筋トレを始めようと思っている。その理由として私自身が年末年始に帰省する、その帰省する先で雪下ろしがあり、それがけっこう筋肉を使うため、どうしても筋力トレーニングをする必要がある。しかしいざ筋トレを始めようにも、なかな...
書評

成功は「気にしない人」だけが手に入れる

著者の信長様より献本御礼。 私自身結構気にしい人間である。それ故に色々なことに気を取られてしまい、なかなかうまくいかないことが続いたことがある。気にすることが大事であるが、その程度を越えてしまうとうまくいくものもうまくいかなくなってしまう。...
国際経済

カジノとIR。日本の未来を決めるのはどっちだっ!?

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 数年前から「カジノ構想」といったものが日本の議論の中で出てきている。とどのつまりカジノは副産物で、主に「IR」と呼ばれる「統合型リゾート」をつくることにより観光立国を促進する狙いがある。しかしカジノ...
書評

北緯14度

日本の北緯は最北で、おおよそ北緯44度、最南ではおおよそ25度くらいである。では本書のタイトルである「北緯14度」はどこにあたるのか。調べてみるとチャドやスーダン、イエメン、インド、ミャンマー、タイ、ベトナム、カンボジア、フィリピン、セネガ...
エッセイ

本にだって雄と雌があります

私自身これまで数千冊の本を読んできたのだが、本に「雄」と「雌」があることは私も知らなかった。とはいっても本には本の「性格」や「種類」があり、相性もあり、なおかつ関連性もある。それが「雄」「雌」となっている部分もあるのかもしれない。 本書の舞...
技術

日本のデザイン――美意識がつくる未来

デザインというと彩や美と言ったものが求められる。しかもそういった要素は普遍的なものではなく、国によっても異なる。その中でも日本におけるデザインはどのようなものなのか、本書はよくある日本の風景や建物についてデザインの観点から考察を行っている。...
書評

福も来た―パンとスープとネコ日和

本書は「パントスープとネコ日和」シリーズの第2弾にあたる一冊で。様々な食が出てくる一冊であり、なおかつ、料理とともに物語もつくられる。 もちろん本書の舞台は主人公が自ら開店させたレストランを舞台にして来客するお客とともに、どのようなエピソー...
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