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2017年1月5日

舟を編む

本書は今から5年前の本屋大賞を受賞した作品であるが、その理由がわかった気がする。本書はとある風変わりな出版社の会社員が突然辞書編集部の編纂メンバーとなることから物語が始まる。編纂メンバーになってからというもの、言葉それぞれの意味を探し出し、やがて主任に昇格し、なおかつ最大のピンチに遭い、それを潜り抜けるというストーリーである。 長編小説なのだが、読みづらい感じというよりも、むしろ本を読みなれている […]