安全。でも、安心できない…―信頼をめぐる心理学


商品にしても、サービスにしても「安全」がどうしても大切な要素であるのだが、それだけでは「安心」はできない。なぜ安心ができないのか、そしてその安心ができないことによって実害を被ることになるのか、安心できない「理由」を取り上げいている。

第1章「「安全」だけでは足りない!」
安全だけでは足りない理由は「安心」が保証されないのである。しかしその安心は完全に満たすのは無理な話である。なぜかというと「安心」には自分自身の「心」があり、なおかつ不確定な要素が必ずと言ってもいいほど存在するためにある。その「安心」をできる限り満たすにはどうしたら良いかも併せて取り上げている。

第2章「信頼の心理学」
その「安心」を持てる要素の一つとして「信頼」が挙げられる。その挙げられる信頼をどのようにして構築していけば良いのかを取り上げている。

第3章「信頼のマネジメント」
信頼を構築していくのも一つだが、そのほかにも「マネジメント」と呼ばれる「管理」が必要であるという。「管理」は簡単に言えば「信頼」を維持することにある。

第4章「価値観と信頼感」
信頼感を得る、与えるためには互いに違う価値観をいかにして認め合い、なおかつ共有していくかにかかっている。そのかかっている信頼感をいかにして築いていけばよいか、そのロールモデルとともに取り上げている。

第5章「感情というシステム」
感情にはシステムがあるのだが、なぜシステムがあるのか、そのメカニズムと合理性について取り上げている。

安心・安全という言葉は色々なものに使われるのだが、しかし安心と安全の両方を完全に達成することは難しい。その難しい理由について「安心」にフォーカスを当てて説明されている一冊と言える。

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