若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術


「若者の○○離れ」という言葉が盛んに出てきている。特に出てきているのは「若者の人間離れ」…でなはなく、「車離れ」などが筆頭としてある。その他にも多岐にわたる「離れ」が存在する。その背景には売る側、提供する側が「若者」に対する意識が離れる、いわゆる「若者離れ」が起こっているのではないかと本書の著者たちは指摘している。本書はその若者離れがどうして起こっているのか、そしてどのような対策が必要かを取り上げている。ちなみに本書は今ネガティブな部分で話題となっている会社である。

1章「いま、若者を考える必要性」
若者はどのような傾向にあるのかを考えることが「若者離れ」対策の第一歩である。その考えるためには若者に触れることが必要になってくるのだが、その触れることは「対話」などが挙げられる。

2章「若者の考察―若者まるわかりクラスター」
若者にはどのような傾向にあるのか、その一つとして本章では若者の傾向について著者の会社が調査したことをもとにパターン化して取り上げている。

3章「成長してきた環境とその価値観」
若者たちの環境は上の世代とは全くと言ってもいいほど異なる。その環境は経済状況の変化もあれば、親の世代たちとの触れ合いから価値観が形成されていった。もっと言うとデフレの時代に育ったことから形成された考え方も本章では列挙している。

4章「若者は何を考え、何をしたいのか」
若者たちが求めているものとは何か、そしてそれをもとに何を提供したら良いのか、その中で若者はどのようなあり方を持っているのか、そのことを取り上げている。

5章「いま、大人に必要な考え方、動き方」
若者に触れ、ニーズをつかみ、モノ・コトを提供するために大人たちはどのように考え、動くべきなのか、本章は若者の傾向とともに提示をしている。

若者の傾向は言語化するのは難しい。その理由として若者に限らず、同世代には様々な環境は価値観でもって育ったため、多様であり、言語化するのは難しい。その難しいものを様々な形で言語化したものが本書と言える。

スポンサーリンク