教授と少女と錬金術師

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元々著者は美大出身で油絵の専攻である。その専攻した油絵の技術は本書にも生かされている。生かされている場所というと油絵の絵の具をはじめ美術史家の人物描写などが挙げられる。

ちなみに本書はどのような本なのかというと、ある薬学部の学生が育毛や油脂の研究を進めていた。その油脂の成分からそこから乾性油を作り出す。その作り出す中で髪の毛と神との共通点とは、油脂と油絵とは何かを様々な角度から取り上げているのだが、支離滅裂のように見えて、実は一本につながっているように思えてならなかった。

とはいえ支離滅裂ながらもドンドンと物語は展開していくのだが、悪い意味で堂々巡りをしているような感じがする。その悪い堂々巡りがある種のマンネリズムを生んでしまっていることが残念だった支離滅裂ながらも序盤のように面白おかしく描き切っていたら面白さはもっと違ったのかもしれない。

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