闘う楽しむマンション管理


マンションのオーナーとなっている人・企業がいる。たいがいは家賃収入などを利用して投資で稼いでいる人もいれば、代々受けて管理している人もいる。しかしマンション管理は利益が出る反面大変なものであるのだが、それをいかにして楽しいものにしていくのかもまたマンション管理の醍醐味として挙げられるという。その醍醐味とは何かそのことを説明しているのが本書である。

第一章「「管理費」について考える」
ちなみに本書はマンションのオーナーや管理会社というよりも住民の中で結成された「管理組合」の立場からどのように管理をしていけば良いのかを取り上げている。その一つとして管理組合を維持し、なおかつマンションをよりよくしていくために使う費用「管理費」をいかに扱っていけば良いのかを考えていく。その考えていく前にそもそもなぜ「管理費」が必要なのかを考えていく必要がある。

第二章「「管理費」節約大作戦」
管理費が必要なことはわかったのだが、果たしてその管理費をいかにして節約していけば良いのかというのも考えていく必要のある課題の一つである。その一つである課題をいかにして節約していくか、照明などの細かい費用や、共用部と呼ばれるところの料金をどのようにしていくかを取り上げている。

第三章「「困った住民たち」との闘い」
マンションやアパートの住民の中にも「困った」人は必ずと言ってもいいほどいる。その困った住民たちをいかにして渡り合っていけば良いのか、それは管理組合ばかりでなく、オーナーや管理会社もまた頭を抱えるものである。その解決方法を法律・判例とともに伝授している。

第四章「「大規模修繕」成功への道筋」
著者自身もマンションを管理しており、15年もの間改修工事を放置していたために、所々にガタが来てしまった。しかしその放置したことの寄りを管理会社は住民に押し付けようとして管理組合が立ち上がり、修繕費を勝ち取り、そして大規模修繕へと導いていった。そのプロセスは序章にも記されているが、それを追加したのが本章である。

第五章「ホントに必要なの?コンサルタント」
建物修繕や管理についてコンサルタントという専門家も存在する。しかし著者はコンサルタントなしで修繕費を勝ち取り、大規模修繕にこぎつけた。その経験からコンサルタントは果たして必要なのか疑問に思っているのかもしれない。その疑問に加えて、コンサルタントはどういう立場なのか、そのことも踏まえて取り上げている。

マンション管理は修羅場があり、なおかつ報われない部分も少なくない。しかしながらマンション管理を行うことによって実感こそはないものの少しでも住み心地が良くなるという感覚を覚えるのかもしれない。そのことから著者は「闘う楽しむ」と名付けたのだろう。

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