シンデレラの告白

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中世から近世にかけてのヨーロッパでは魔女裁判が横行し、陰湿な社会となっていった。その社会の中で生きるとある姉妹は、姿から「鬼」と称されるほど外見は醜い一方で、心の美しさは存在した。

その心の美しさをいかにして表していくのか、密告や魔女裁判などのような醜い社会の中でどのように光り輝いていくのかも描いている。

中世ヨーロッパの歴史を事細かに研究して描いているだけでなく、人としての生き方、そして人とは何か、そして生と死とは何か、そして美しさや幸せとは何か、ミステリでありながらも、いろいろと考えさせられる一冊であった。

ミステリ作品にはピンキリあるのだが、そのほかにも読みやすい、あるいはグッと深く読まないとわからない作品もある。本書はその中でも読みやすい一冊として挙げられ、読んでいくうちにいつの間にか読み切ってしまった。

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