枕元の本棚

私の部屋には言うまでもなく本棚がある。何百冊あるかと言うと数えていないのでわからないのだが、枕元に本棚があるといろいろな本を読みながら寝てしまうこととなる。それほど本好きとも言えるのだが、著者もまた本好きとも言える。もっともジャンルは異なるのだが、それぞれの章にてどのような傾向の本かも併せて取り上げている。

第一章「絵本と児童書」
絵本は子どもの読み物と言われがちだが、最近では大人の絵本も出てきており、読書会も開催されたことがある(私自身参加したことはなかったが)。絵本にはわかりやすい文章と絵もある一方で、物語も奥が深い。本章ではそういった絵本もあるのだが、児童書も含まれている。

第二章「ごはんと生活」
食にまつわる本は数多くのあるのだが、本章では料理本と言うよりも料理にまつわるエッセイが多く掲載されている。

第三章「開いたページを読んでみる」
入門書や辞書、さらには図説など様々な本を開いてみると私たちの知らない言葉やものなどを見ることができる。もっとも色々なものを見るためには本章のタイトルにある通り、開いたページを読んでみなければわからない。

第四章「眺めるための本」
本の中には「読む」だけでなく「眺める」だけでも面白い本がある。その本はどのような本なのかを取り上げている。

第五章「このぐらい頭がよかったらなあ」
本には様々な難易度がある。もっともそれらの本にはどのような人が適しているのか、あるいは学びや気付きがあるのか、そのことを論じている。

本には無限の可能性がある。もちろん電子書籍であっても、紙の書籍であっても同じことである。その本の可能性を本書でもって示していると言っても過言ではない。