ただ、ふらふらと―酔いどれドクター最後の日誌

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医者にまつわる物語は色々とあるのだが、本書は船上ドクターの一冊である。1年の内半分が船の上にいるだけに「船酔い」もあれば、酒飲みだったこともあり、「酒酔い」と言った2つの「酔いどれ」といった要素がある。

しかし本書はフィクションと言った創作ではなく、著者自身がシップドクターとしての体験談を綴っている。そもそもシップドクターとはいったいどのような存在なのか、船の上での医療活動とは何か、さらにはその中の体験談とは何かどのような物なのか、そのことを取り上げている。

本書を出版したのは今から13年前のことであるのだが、それと同時に著者は帰らぬ人となった。そのため本書は遺作共呼べる一冊であるのだが、そもそも「医療とは」という本質的な話にもキチンと言及しているように思えてならなかった。

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