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2017年7月

3000年の英知に学ぶリーダーの教科書 困難に打ち勝つ不変の原理原則

著者の鈴木様より献本御礼。 古典と呼ばれている本は数多くあるのだが、その古典の読み方によって、さらには歴史的な偉人の知によってビジネスとして、さらにはリーダーとしての成長を見出すことができるだけでなく、様々な困難に打ち勝ち、成功を収めることができる。古典や偉人たちからいかにして学ぶべきなのか、数々の名著の中から解き明かしている。 第1章「人を率いるためのリーダーの心得」 人を率い、成功に導くために […]

悲しみの乗り越え方

悲しみはどこにでも存在する。人の死もあれば、悲惨な災害や事件などが挙げられる。その中でも本書が出版された2011年には「東日本大震災」といった大きな「悲しみ」があった。そこから先の2016年にも「熊本地震」という悲しみがあり、歴史の中に大きな「悲しみ」が存在する。その悲しみをいかにして越えるべきか、その方法を伝授している。 第一章「“喪失の積み重ね”としての人生」 大切な人・ものを失うことは大きな […]

人類哲学序説

人類はどのような存在なのかそれをいかにして考察を行うことが「哲学」なのだが、その「哲学」は森羅万象、さらには時間など多岐にわたる。その中でも人のあり方を中心にしているのが「人類哲学」である。その人類哲学のイロハを紹介している。 第一章「なぜいま、人類哲学か」 人類とは何か、そして人間として生きるべき要素とは一体何か、西田幾多郎や鈴木大拙といった日本人哲学者の紹介しながら取り上げている。 第二章「デ […]

ここからはじめる観光学―楽しさから知的好奇心へ

観光は観光客にとっては普段ではありえないような体験を得ることができる。もっともその「観光」における影響について取り上げた学問が「観光学」であり、長年にわたって研究を積み重ねてきた。しかしながらその「観光学」はどのようにして研究を重ねていったのかは私たちにはよくわからない。その学問とは何か、経営・社会・文化などを中心に紹介している。 第Ⅰ部「観光と観光学」 そもそも観光とは何かというと、 「他の土地 […]

絵本とジャーナリズム

本にしても新聞にしてもニュースを伝える媒体の一つでもある。もっとも絵本でも「挿絵」や「風刺画」といったものまで存在する。その存在する絵本にもジャーナリズムが存在しており、子どもたちなどの読み手にどのような影響を与えるのか、ジャーナリストである著者が講演の中で述べているものを書籍化している。 第一章「「幼子(おさなご)」は人生にとってどんな時期か」 「幼子」と言ってもどのような時代か、簡単に言うと幼 […]

ピンポン

本書のタイトルと言うと、今から15年前に映画が公開され、大人気を博した作品といて有名であるのだが、本書はそれとは全く関係がない。しかし卓球小説であることには共通するものである。 先述の映画の主人公は高校生である一方で、本書は中学生である。中学校で卓球に出会い、そこで活躍していく物語であるのだが、その卓球を通じた人とのやり取り、さらには卓球の歴史も掘り下げながら、中学生は成長していく作品である。 本 […]

枕元の本棚

私の部屋には言うまでもなく本棚がある。何百冊あるかと言うと数えていないのでわからないのだが、枕元に本棚があるといろいろな本を読みながら寝てしまうこととなる。それほど本好きとも言えるのだが、著者もまた本好きとも言える。もっともジャンルは異なるのだが、それぞれの章にてどのような傾向の本かも併せて取り上げている。 第一章「絵本と児童書」 絵本は子どもの読み物と言われがちだが、最近では大人の絵本も出てきて […]

認知症になった私が伝えたいこと

今となって認知症は治る病気になりつつあるのだが、核心的な治療法は未だに見つかっていない現状とある。もっとも多くの認知症は一生付き合うような病気であり、なおかつ周囲もそれに対する理解が求められるようになる。本書は元々システムエンジニアとして働いていたのだが、老境に差し掛かった時に認知症となり、そこから治療を続けながら全国で講演を行っている。その著者自身が認知症になって思うことを綴っている。 第一章「 […]

父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

父親は偉大な存在である。しかし人によってはそう思わない人もいるのだが、大概の人は父親の背中を見て育ち、その背中でもって将来を考えたり、父親になろうと思ったりするようになる。もっとも父親もまた子どもをいかにして育てていくのか、毎日のように模索をする。その中で父親と子どもは成長してくのだが、その様な時間は実のところ長くはないのだという。なぜ長くないのか、そして父親の役割とは一体何か、それらのことを取り […]

劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方

今でこそ劇団四季はミュージカルを主とした劇団で全国各地に専用劇場が作られ、不動の人気を博している。その劇団は今から64年前に著者や今年の5月に逝去した日下武史ら慶応義塾大学の学生らが設立した。当時はミュージカルの認識は薄く、劇団自体もミュージカルを上演していなかった。劇団四季がミュージカルをやり始めたのは今から46年前の1971年、越路吹雪主演の「アプローズ」がヒットしたのをきっかけに次第にミュー […]