『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
もはや「ONE PIECE」はマンガやアニメをあまり知らない人にも浸透するほどにまで知られている大人気作と言っても過言ではない。映画やアニメ、小説もあれば、歌舞伎として舞台化したこともある。2015年に一度舞台化しているのだが、2017年の11月にも新橋演舞場で再演することが決まり、さらには来年、名古屋・御園座でも上演されるほどである。

そのONE PIECEは友情や仲間といったことが挙げられるのだが、その挙げられるなかでビジネスとして通用できる要素も数多くある。その中で本書は「チーム」にフォーカスを当てながらONE PIECEから学べ要素を明らかにしている。

第1章「『ONE PIECE』で、苦手なあの人の頭の中を覗く」
人によっては人間関係の得手不得手がある。もっとも付き合うにも得意な人もいれば、苦手な人もいる。その中でも「苦手な人」は人付き合いが苦手か、あるいは苦手な人がいるかと分かれる。
その中でも「苦手な人」がいた場合にどうしたら良いのか、その中でも人付き合いのイロハをONE PIECEがスタートした当初からアラバスタ王国編に至るまでのことをかいつまみながら伝授している。

第2章「キャラのやりとりから学ぶヤンキー・オタクとの付き合い方のコツ」
組織の中には「ヤンキー」や「オタク」がいると言うのだが、実際に本物ではなく、ヤンキーはいわゆる攻めが多く、行動が多い。あるいは他人に対してあたりが強いような人のことを指す。オタクはその逆でむしろ内向的で、研究家肌のような人のことを指している。
それぞれ付き合い方ひとつ注意が必要であり、なおかつやり方一つで味方につけることが出来るという。その方法を取り上げている。

第3章「社会を動かす「フラグセッター」になる方法」
ヤンキーとオタクには組織にもある。もちろんそれぞれに性格があり、なおかつ動かし方も変わってくる。その中でも「フラグセッター」と呼ばれる先頭に立つためにはどうしたら良いのか、そのことを取り上げている。

チームを作るためにONE PIECEは大きなヒントとなる。もっともチームとしても傾向があるのだが、それを「ヤンキー」と「オタク」に分類することができ、それぞれで対処法が異なることはこれからのチーム作りのなかで実践しやすいとも言える。