立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

私自身ほぼ毎日と言っても良いほど本屋に立ち寄り、立ち読みをする。もちろん立ち読みした本の中では実際に購入し、書評として取り上げることから、立ち読みは中身を見てみないと分からないものがある。しかし本屋の中には「立ち読み禁止」の張り紙があり、本を最初に吟味することすら許されないようなこともある。もっとも立ち読みは私にとっても最も重要な要素であり、良い本かためにならない本なのかを最初に吟味する機会である。しかし本書で奨励する「立ち読み」はそれだけではないという。その利点とは何か、それぞれの視点から取り上げている。

第一章「スタートライン」
スタートラインは簡単に言うと「夢」や「目標」など到着点を知り、設定することが何よりも大切である。その設定のあり方を取り上げている。

第二章「最初の分岐点」
スタートをしたら、分岐点がいくつもあるのだが、分岐点の選び方次第で目標を達成したり、夢が叶えたり、逆に叶えられなかったりすることがある。

第三章「見えない鎖を引きちぎれ!」
夢や目標を叶えるために、いくつもの「障害」がある。その障害の中には足を引っ張るような事象や人がいるという。そもそもそれが「鎖」となって縛ったり、引っ張られたりするようなことになるという。

第四章「気付くことすら出来ないことが沢山ある」
目標に向かって進んでいく中で「気づき」がいくつかあるのかも知れないのだが、その中には自分では全くと言っても良いほど気付かないようなことがいくつもあるのだという。

第五章「二番目に大切なこと」
人生において「二番目」に大切なこととは何か、そもそも「二番目」にあたる部分はいったい何かを取り上げている。

第六章「人生のアンテナ」
人生における「アンテナ」は色々な情報を受け取るためもあるのだが、なぜ受け取る必要があるのか、なおかつ受け取った後どのように活かすのかが必要となる。

第七章「お金を稼ぐ」
もちろんお金を稼ぐ要素も必要となる。その必要な要素とは何か、もちろん稼ぐだけでなく、有効に「使う」ことも大事になってくる。

本書を読んでいくと立ち読みのメリットと言うよりも自己成長をするためにも本書を立ち読みしなさいと言っているような一冊である。しかし自己成長をして行くに際し、本書は立ち読みをするだけではもったいない。むしろ購入して手元に置いておいた方が良いだろう。