うめ婆行状記

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「家族」はいつの時代も必要なものである。それは国・地域、さらには時代に至るまでほぼ共通する大切な要素である。もっとも家族がなければ子どもが生まれることは滅多にないし、育つこともままならないのである。

その家族を支えていくのは様々であるのだが、日本では父親が支えることが主であった。しかし本書は奉行所同心に嫁いだ女性が、最愛の夫を失い、一人暮らしをはじめ、一肌脱ぐために新たな生活を始めるというものである。

しかしその中には「隠し子」の騒動にも巻き込まれ、家族についての「問い」を投げかけられるようなこともあった。もちろんそれらを読んでいくと暗いように思えて鳴らないのだが、本書はそのようなことも乗り越えながら「明るく」過ごしていくこと、そして明るい家族を目指すことに終始している。創作でありながら、家族の大切さ、ありがたみ、そしてこれから家族をつくる事の重要性がまざまざと理解できる一冊であった。

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