本当は中国で勝っている日本企業 なぜこの会社は成功できたのか?

LINEで送る
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
企業の海外進出がめざましいのだが、海外進出をしても海外の文化に受けいられなかったり、情勢が変わったりして撤退をせざるを得ない状況になる企業もある。その中でも中国は人口増や経済成長があり、それに乗じて数多くの企業が中国進出を行ったのだが、その多くは特に政治的な理由に巻き込まれると言ったことがある。しかしながら現在でも中国でも根付いており、なおかつ中国でもビジネス展開を行っている企業もある。本書では中国進出に成功した企業を元に中国進出をする際に行う必要のあることとは何かを取り上げている。

第1章「三菱電機」
電機メーカーの中でも大手の一つである三菱電機は中国進出をするにあたり、様々な出来事があった。もちろんマーケットの拡大にも大きな材料となったのだが、中国人と日本人の「違い」がその進出と拡大の妨げとなった。その妨げをいかにして解消し、中国のマーケットを獲得することが出来たのかを取り上げている。

第2章「富士電機」
自動販売機メーカーにて代表的な企業である富士電機では中国進出はリスクの方が多かった部分があったのかもしれない。日本は多少悪くなったとはいえ、世界的に見ても治安の良い国としてあげられる。海外の国ではキチンと管理していないと置き引きに遭ったり、盗まれたりするようなことがあるため中国に限らず、海外進出は非常に難しいとあったのだが、中国では真似できない技術でもって中国に自販機ビジネスを展開することができたという。

第3章「伊勢半」
化粧品メーカーの「伊勢半」は中国大陸ではどのように展開していったのか、そこには「ヒロイン」を結びつけたビジネスを展開していったという。元々伊勢半は江戸時代に創業した老舗企業であり、様々な変化を取り入れ、大きなビジネスにして行ったのだが、中国進出でもその「変化」と中国の文化をうまく織り交ぜることができたという。

第4章「キューピー」
マヨネーズをはじめとした食品を展開しているキューピーでは、特にマヨネーズでの展開を中国に行うことが出来、今となってはほぼ中国のマヨネーズマーケットを独占状態にすることができ他。そもそも中国人とマヨネーズは相容れられないように見えて、なぜ受け入れられたのか、その本質には「味」がある。

第5章「良品計画 ユニ・チャーム 名創」
最後は3つのまとめて取り上げている。その取り上げていく中でそれぞれに合った中国進出の方法があり、なおかつ様々なリスクや回避の方法があるという。利点を活かし、それぞれの形で中国にて展開していった本質を取り上げている。

中国は世界で最も多くの人口を抱える国であるのだが、中国ならではのリスクがある。それは中国に限らず、国それぞれの「リスク」がある。それらをいかにして解消していきながら中国進出を行っていけば良いのか、ケーススタディを兼ねて知ることが出来る一冊と言える。

スポンサーリンク