理系親子になれる超入門―誰かに教えたくなる宇宙のひみつ

「宇宙は無限」と言う言葉を聞いたことがあるのだが、果たして無限なのか、幽玄なのかは未だに謎のままである。もっとも宇宙の全貌は未だわからず、なおかつ色々な新発見が出てきている。

宇宙には色々な「ひみつ」があるのだが、現在判明している宇宙の「ひみつ」とは何があるのか、そのことを取り上げている。

PERT.1「宇宙に関する素朴な疑問と、むずかしいけど大事な原理の話」
宇宙は私の知る限りでは最も広大で疑問が多く、なおかつ難しいイメージがある。しかしながら宇宙にも「原理」があるのだが、黒かったり膨らんだり、なおかつ重力があったりなど様々な「謎」がある。それらの「謎」を一つ一つ解き明かしている。

PERT.2「宇宙の終わりとブラックホールの話」
ブラックホールというと全ての物質を吸収し無に帰すと言うイメージがあるのだが、実際にブラックホールは存在するのか、そしてブラックホールはどのような役割を担っているのか、そのことを取り上げている。

PERT.3「宇宙のロマンを感じる話」
宇宙にはロマンがあるのは否定できない。まだまだ知らない部分があり、なおかつSF映画や小説にあるような存在も出てくるのかも知れない。そのことから「ロマン」があるのだが、それが出てくる要因としてまだまだ宇宙には「謎」があるためである。

PERT.4「最新宇宙の衝撃的な話」
宇宙研究は今もなお研究が続いており、衛星や宇宙船などを使って様々な実験や検証などが行われている。その中で得られた産物は今ある宇宙のイメージはどのように進化していったのか、そのことを取り上げている。

宇宙は無限であるのだが、その無限の中にある片鱗がだんだんと広がっていく。その広がっていく中で宇宙はどのようにイメージを変化していくのか、その進化過程がよく分かる一冊である。