彼女がエスパーだったころ

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エスパー、いわゆる超能力のことであるのだが、一時期超能力にまつわる番組が流行したこともあったのだが、それのことに関するミステリー小説もいくつか目立った。本書はそのブームが去ってずいぶん経ってからできたのだが、超能力とミステリーの融合は今も昔もそういった小説が出てきている証明にもなっているのかも知れない。

中身もありきたりなのかと言うと実際はそうでなく、超能力や超常現象がありながらも、舞台は近未来であるため、多少のSF要素もある。そのことから数多くある超能力とミステリー小説とは一線を画している。

しかし超能力というと必ず出てくるのがそれを批判する者、あるいはそれを疑う者である。中でも「疑う者」はありとあらゆる角度から疑ってかかるのだが、その疑いはミステリーにも通ずるものがあり、そのことによって事件の謎を紐解いて行くというものである。そう言う意味ではミステリーでありながら新鮮味がある一冊である。

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