名無しの蝶は、まだ酔わない 戸山大学〈スイ研〉の謎と酔理

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ミステリー作品であるのだが、ある意味ミステリー作品ではないような雰囲気を持つ一冊であるのだが、そのミステリーの中で推理作品にあたるのかというとそうではない。本書の帯にも書いてある通り推理作品ではなく「酔理」作品であるという。

というのは大学の研究会なのだが、そこは事件に対してトリックを暴くというような「推理」を解き明かすのではなく、酒に対してどのように酔うのか、それを追求する研究会であるという。もっとも大学なので様々なコンパがあり、その度にお酒と付き合うことがある。そのお酒との付き合いによってどのようによっていくのかを追求していくのだが、もちろんその中には「事件」がある。

そのため「酔理」もあれば「推理」も存在する。そのためミステリー作品でありながらも単純な推理とは限らないと言える一冊である。

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