出羽三山――山岳信仰の歴史を歩く

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出羽三山(でわさんざん)は山形県にある山々のことを指している。その山々は山岳信仰として非常に有名であり、修行を行ういわゆる「修検者」、さらには参拝者が後を絶たない所としても知られている。

その山岳信仰はどこから来ていて、なおかつ現在に根付いているのか、そのことを取り上げたのが本書である。

第一章「出羽三山の歩み」
出羽三山の起源は飛鳥時代に遡り第32代天皇崇峻天皇の皇子・蜂子皇子が開山したと言われている。なぜこの方々が開山したのか、そして信仰の対象になったのかをトライ下テイル。

第二章「出羽三山参りと八方七口」
出羽三山には3つの大きな神社がある。一つは「月山神社(がっさんじんじゃ)」、一つは「出羽神社(いではじんじゃ)」、最後は「湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ)」の3つであるその3つの神社のおける神道の宗教もあれば、次章で述べる修検道の本殿もある。

第三章「羽黒修検四季の峰」
修検道は簡単に言うと山に籠もり修行に勤しむ日本独特の宗教である。もちろん神道もまた日本独特であるのだが、それとは違う宗教である。分かりやすい人として「山伏」という人がいる。なぜ山伏のいる修検道ができたのか、そしてその修検はどのような修行をもって行うのかを取り上げているが、実際の所、明治維新とともに修検禁止令が出されほとんどなくなってしまった。

第四章「出羽三山を歩く―絵図を手がかりに」
出羽三山には様々な山々と風景がある。その風景は様々な時代の絵図として残っているものがある。その絵図を手がかりに出羽三山にはどのような場所なのかを挙げている。

第五章「湯殿山と即身仏―「一世行人」の足跡をたずねて」
修検道の霊山として知られる湯殿山はどのような場所なのか、そして一世行人の存在とそれに向けての修検はどのようなことを行っているのかを取り上げている。

第六章「山岳信仰と食文化」
出羽三山に限らず、日本には様々な山岳信仰がある。本書の冒頭には昨年大きな話題となったアニメ映画「君の名は。」も山岳信仰を挙げていると著者自身が指摘している。その山岳信仰には独特の食文化があるのだが、その文化を取り上げているのも本章である。

でも述べたとおり山岳信仰には日本に深く浸透しているのだが、その中でも出羽三山における信仰は特に深いものである。もちろんその山々には様々な国宝がある。その国宝の存在と信仰の数々が出羽三山の歴史を彩っている。

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