2017-11

エッセイ

猫返し神社

ある意味珍しいエッセイである。本書の著者の名前を見ただけでピンと思いつく方もいると思うのだが、その方はジャズを少なからず知っている人と言える。そう著者は日本における有名なジャズピアニストである。もちろんジャズピアノにまつわる本は数多く上梓さ...
哲学

どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか

人に限らずとも動物にしても植物にしてもいずれ死ぬときが来る。それは生き物の特性によって大小あるのだが、必ず死を迎えることとなる。もしあなたが死を迎える前にどのように生きるのかは非常に重要な命題であるのだが、そもそもどう生きるのか、仕事や人生...
書評

大雪物語

そろそろ冬の時期であるため雪にまつわる一冊を読んでみたくなった。そのため本書のような短編集が見つかった。 ちなみに本書は長野県のとある街を描いているのだが、長野県自体は日本アルプスに面した豪雪地帯の一つであり、本州でも冬は特に寒い地域の一つ...
書評

日本ミステリー小説史 – 黒岩涙香から松本清張へ

私自身も小説を多々読むのだが、ミステリーの歴史は結構長い。もっともミステリー作品は書店に行くと数多くあるのだが、隆盛の時代と不遇の時代の両方があり、その両方の中で歴史に残る作家も誕生してきた。日本におけるミステリー小説はどのような歴史を辿っ...
時代

乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益

戦国時代を駆け抜けた人物は数多くいるのだが、その中でも忍びから重臣となった人物はほとんどいない。その中の一人に織田四天王の一人として挙げられ、武将や大名にまでなった滝川一益で(たきがわかずます)ある。 経歴から見て花を開かせたように見えるの...
宗教

戦国と宗教

戦争と宗教は思っている以上に密接な関係にある。方や戦争の混沌の中で救いを求めるために宗教にすがりつくような側面もあれば、様々ある宗教との対立によって戦争の引き金になるようなこともある。戦国時代にも同様のことがあり、大名の中にはキリシタン大名...
ミステリー

名無しの蝶は、まだ酔わない 戸山大学〈スイ研〉の謎と酔理

ミステリー作品であるのだが、ある意味ミステリー作品ではないような雰囲気を持つ一冊であるのだが、そのミステリーの中で推理作品にあたるのかというとそうではない。本書の帯にも書いてある通り推理作品ではなく「酔理」作品であるという。 というのは大学...
書評

怨霊とは何か – 菅原道真・平将門・崇徳院

怨霊というとなんともおどろおどろしいようであるのだが、怨霊の中には歴史的にも有名な人物も存在しているという。その存在している人物の中にはどのような人物がいたのだろうか、そして人びとにどのような悪影響を及ぼしたのか、そのことを取り上げている。...
書評

裸の錬金術師~今すぐ人生を大逆転させる魔法の言葉81~

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 なんともインパクトの強いタイトルである。もっとも今年も行われる「日本タイトルだけ大賞」にノミネートされるのかも知れない、と思ったのだが、本当にノミネートされたタイトルとなっていた。 それはさておき、...
書評

春夏秋冬 江戸っ子の知恵

江戸時代には様々な風情や知恵があったという。もっともしつけにしても、知恵にしても日本ならではのものがあり、現代の日本にも参考になる要素がある。もちろん江戸文化に対する批判は数多くあるのだが、参考になる箇所も少なくない。本書は四季折々の江戸時...
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