ウェンディゴ

謎めいたタイトルのように見えるのだが、本書のタイトルはカナダにあるとある妖怪を表している。その妖怪との邂逅を描いているのだが、本書はあくまでファンタジーなので、魔術研究を行っている人を舞台としている。

また本書は中編集であるため表題作ばかりでなく、他にも2編あるのだが、いずれも幻想的な味わいを醸している。

しかもファンタジー小説でありなが、英国文学の中でも名著にあたるような一冊であるのだが、長らく日本語訳されていなかった珍しい一冊である。

イギリスのファンタジー小説は結構あるのだが、長らく訳されていない理由としては同年代の文豪が次々に訳されていた部分もあるのかも知れない。しかしながら要約表舞台に出てきた様相があり、なおかつ著者の翻訳版が次々と出てくることを願うほかない。

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