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2018年1月

トヨタとソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法 ゼロイチ

全く何もないところから生み出す、いわゆる「0」から「1」へと生み出す方法である。その方法はアイデアを生み出すのだが、そもそもアイデアだけでなく、考え方や「モノ」などを生み出すようなことによってクリエイティブになってくる。しかしそのゼロイチはどのように起こしたら良いのか分からない。その分からない方々の貯めに、ソフトバンク・トヨタで培ってきた方法を伝授している。 第1章「「失敗」の向こうにゼロイチがあ […]

家族という病

薬と毒は表裏一体であり、もの・時としては薬にもなり、時としては毒になる。 家族もまた然りであり、人間として成長する、安定するための薬にもなれば、時として毒や病の源にもなる。本書はなぜ「毒」や「病」の元となり得るのか、その本質を追っている。 第一章「家族は、むずかしい」 「家族」はある意味「複雑」である。その複雑である中で子供や家族全体がマイナスの要因になる。それが子離れ・親離れができなかったり、期 […]

星くずたちの記憶――銀河から太陽系への物語

季節は真冬であり、夜はかなり寒くなる。もっともそのような季節になると空気が澄み、星々もよりハッキリと見えるようになる。その星々は自ら光を発する「恒星」もあればその光を受けて輝く「惑星」とがある。その星々は様々な元素や物語を運んでくるのだが、その星たちは宇宙へどのように語っているのか、そのことを取り上げている。 1.「星くずが語る宇宙」 星くずを色々とあるのだが、宇宙にある星は実際の所、様々な石の塊 […]

1時間で歴史とビジネス戦略から学ぶ いい失敗 悪い失敗

著者の鈴木様より献本御礼。 成長をするにも失敗はつきものであるのだが、失敗にも2種類ある。それは本書のタイトルにあるように「いい失敗」と「悪い失敗」である、前者であれば成長するための糧であるのだが、後者の場合は成長はおろか破滅へと導くようになる。それは失敗した後の振る舞いにも影響をして行くそうだが、果たしてその振る舞いによってどのように違いが出るのか、本書は戦略や歴史などから紐解いている。 第1章 […]

歴史を学ぶ人々のために――現在をどう生きるか

歴史を学ぶことは必要なことである。それは自国にしても、世界にしても深い意味で「知る」大きな機会である。歴史を学ぶにつれて見るものも変わっていき、なおかつ歴史を学ぶ中で、さらに考察を行っていく中で意見の対立もできてきている。古代のみならず、近現代史においても歴史的な議論は数多くある。なぜ生きる中で「歴史」を学ぶ必要があるのか、数ある論者が示している。 Ⅰ.「“今ここにある危機”に切り込む」 日本の歴 […]

10歳までに身につけたい子どもの続ける力

続けることは大切なことであるのだが、その続けるためには習慣づけることと、なおかつ忍耐を持つこともまた大切なことである。その大切な「続ける」をいかにして教えていくのか、子育ての中でどのようにして「続ける力」を身につけていくのか、その教える要素を伝授している。 第1章「「続ける力」は行動を変えるだけで身につく」 人は多かれ少なかれ行動をする意味ものであるのだが、その行動を少し変えることによって、行動の […]

ドローン・スクランブル

かつてドローンが首相官邸に落ちた事件があった。そのことから日本中に「ドローン」に対する認知が高まっていった。今となっては家電量販店でも当たり前のように売られており、もはや誰にでも手に入るようになったものとなった。 そのドローンの用途は多彩であり、撮影や単純に動かすだけのものから、軍事・消防的な用途に至るまである。 本書はそのドローンを巡っての闘いが描かれている、国の管轄である防衛省、そして日本の経 […]

日本経済の心臓 証券市場誕生!

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 今となってはタイトルのように「経済の心臓」としてある「証券取引所」。東京や大阪など様々な場所にあり、それを束ねるのが「日本取引所グループ」である。そのグループができあがった歴史はまさに近代の日本における「資本主義」や「経済」のあり方を示している。その歴史はいったいどのようなものか、その経緯を示している。 第1章「江戸期―証券取引の夜明け―」 江戸時代にも貨 […]

時の名残り

本書の著者である津村節子氏は今年の6月で卒寿を迎える。その卒寿を迎えるとなると作家活動の集大成とも言えるような作品も出てくるのかも知れない。 その一つとして本書があるのだが、89年もの時を流れた中での名残を見つけに様々な旅を続け、12年前に死別した夫・吉村昭氏との思い出、そして1959年に処女出版をしてからもう間もなく作家活動60周年を迎える中でどのような小説を書き続けてきたのか、長きにわたる思い […]

血流がすべて整う食べ方

「血流」と言う言葉は私自身も頭の痛い話である。この頃最近では疲れやすく、なおかつ取れにくい傾向にある。そのことをよくよく考えていくと血流が悪いのではないかと考えてしまう。実際に血流の検査を行ったことはないのだが、きっと悪いのかも知れない。 私事はさておき、血流は人間として生きる「ホメオスタシス(恒常性)」を保つためにも大切なことである。しかしその血流をいかにして整え、健康的になるか、その根源は「食 […]