ブラックナイト

「ブラック」と言う言葉はなんとも色々な意味を持つ。最近でも話題となる「ブラック企業」「ブラックバイト」もあれば、社会にしても、企業にしても、多かれ少なかれの「闇」が存在する。

その「闇」にあたる存在はどのようなものか、それは企業社会の中に発生しているものなのか、もしくは人から発生しているのか、あるいはその両方なのか、真の原因は不明なのだが、その「闇」は一つ一つの出来事を通じて大きくなっていく。

本書はとある企業を舞台にしているのだが疑惑、偽造、そして社員の自殺など企業のめくるめく「闇」が表されている一冊である。

しかも本書が舞台である企業が、俗に言う「大企業」、それも日本を代表するかのような「巨大企業」と呼ばれる存在の中で起こった「闇」を克明に描いている。その描いている「闇」は目をつむりたくなるようなものであるのだが、現実として起こりうるのかも知れないとどうしても頭によぎってしまうような一冊であった。

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