茶と琉球人

琉球王国時代には内地と呼ばれた本州ではないような文化・名産品がある。その中の一つとして琉球王国独特の「茶」がある。その茶はいったいどのような物なのか、そして琉球王国の中でどのように栄えていったのか、そのことを取り上げている。

第一章「琉球人の自然への営みと茶」
琉球王国は現在の沖縄と同じく、気候の面では亜熱帯であり、なおかつ台風の直撃もある。その中で茶の生産は難しいように見えて田畑はある。もっとも沖縄でも「さんぴん茶」と呼ばれるようなお茶も存在している。

第二章「球磨茶がたどった道」
「球磨茶(くまちゃ。求麻茶ともいう)」を中心に取り上げているのだが、これは沖縄に限った話ではない。熊本や鹿児島でも作られており、実際に調べてみると九州を中心に売られているお茶である。その「球磨茶」の生産地の多くは沖縄、琉球王国と呼ばれる地域である。その琉球王国から球磨茶が生まれ、なおかつ九州へと伝来していき、栄えていった道はどうなったのかも併せて取り上げている。

第三章「琉球における茶の消費」
琉球王国には「さんぴん茶」や「球磨茶」といったものがあるのだが、それらは琉球王国の民に愛されていった。もとTもお茶の消費はどれくらいだったのか、歴史と共に紐解いている。

琉球王国にも茶の文化はある。独特の茶文化は日本の本州にも伝播し、沖縄の名産のお茶としてあげられる。その挙げられるお茶の片鱗を歴史的な観点で知ることのできる一冊である。

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