ブランド力 ~今、企業や自治体に求められている大切な価値

ブランドは個人にしても、企業にしても、さらには自治体にしても「ブランド」は大事なものである。そのブランドはなぜ必要なのか、それをつくり、育てることをどうするのか、そのことを論じている。

Chapter1「なぜ、今ブランド力が必要なのか」
ブランドは一日にして成らずとも言える。ブランドをいったん作るにしても、そのブランドを育て、形作り、広めていくための企業努力は必要になる。それは個人にしても、企業にしても「活動」そのものがブランドとして形成づけられるという。

Chapter2「企業ブランドは社員がつくる」
企業や自治体などの団体は一人だけの力ではブランドをつくる事は不可能である。団体なので、一人一人がブランドを形成づけることが必要である。もっともリーダーではなく、メンバーと呼ばれる社員たち一人一人も先導することによってブランドをつくる事ができる。

Chapter3「世界を勝ち抜くためのブランド力」
ブランドを育てることは無限であるのだが、その無限だからでこそ、世界のリーディングとなることもできる。ブランドの可能性を求め続け、作り続けることによって大きなモノになっていく。

Chapter4「地域ブランディングを成功させる条件」
地域を司るブランディングとて例外ではないのだが、ブランドを形成づけられるために地域ならではの問題点もある。それをいかにして解決し、なおかつ地域としてのブランド成長を持っていくのかを取り上げている。

目に見えない価値は色々とあるのだが、その価値を作っていく中で「ブランド」は大切な要素である。個人でもブランドをつくる事ができ、なおかつ企業も容易に作ることはできるのだが、その作ったブランドを成長し、大きなものにしていくのは果てしなく長い道である。しかしそれを行っていくことによって他とは異なる力を得ることができ、変化をリードしていけるようになる。ブランド力を作っていくことは何物にも代えがたい勝ちとなる。