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蔵前

2011年 F1ドイツGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

2011年シーズンも折り返し地点。ヨーロッパラウンドも中盤戦に入っていよいよドイツに遣って参りました。今年のドイツGPはニュルブルクリンク。天候や高速サーキットならではの波乱のレースも期待できそうです。 またドライバーのみならず、モータースポーツファンとして知られる「北コース」もあり、かつてF1GPも開催したことがあります。(1976年まで開催された) それでは、フリー走行1・2回目の結果を見てみ […]

ラベルのない缶詰をめぐる冒険

突然だが、もし「ラベルのない缶詰」があったら、あなたは入っている中身について何を連想するだろうか。 ごく普通にあるものというと、コンビーフや焼き鳥、野菜、スープ、煮魚…など挙げてみると枚挙にいとまがないほどである。しかし本書に出てくる缶詰はそういった類が中に入っていない。「いったい何が入っているのだろう」という不思議な好奇心が私のなかにかき立てられてしまう。 本書はその「缶詰」を巡る物語である。通 […]

松岡修造の人生を強く生きる83の言葉

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 テニスを知らない人でも松岡修造の名前を知らない人は少ないだろう。テニスに限らず、様々な番組で熱い言葉を放つ、もしくは熱い仕草・行動とあまりにも有名である。「熱い」だけではなく、一言一言に魂が込められている印象がある。本書は松岡氏の珠玉の言葉を83個紹介している。 第1章「自分を応援してきた言葉」 松岡修造のキャリアの中で最も燦然と輝いているのは1995年のウ […]

逆境を越えてゆく者へ

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 今から100年ほど前「武士道」という名著が出版され海外で話題となった。その人物は後に国際連盟の事務局次長を歴任した新渡戸稲造である。その人物が「自警録」「収容」という本を上梓していたことはご存じであろうか。恥ずかしながら私自身は、本書に出会うまで「武士道」しか知らなかった身である。 それはさておき、本書は逆境を越えていくこと、そして「逆境であること」の需要性 […]

やりきる

ユナイテッド・ブックス様より献本御礼。 柔道を知る方、もしくはモントリオールオリンピックを知る方はこの方を知らない人はほとんどいないことである。しかし私はモントリオールも柔道のことについても知らなかったため、本書に出会うまで著者の名前すら知ることがなかった。 本書は全日本柔道連盟会長である著者の半生をもとにリーダー論、発想法、チーム作りなどビジネスに転化できるようにつくられている。 第1章「勝ち方 […]

情報から真実をすくいとる力

現在は神奈川県知事として辣腕を振るう黒岩氏であるが、黒岩氏と言えば「報道2001」を連想する方も多いことであろう。 本書は「報道2001」でのエピソード、フジテレビ報道記者、ディレクターのエピソード、さらには東日本大震災の著者の体験を織り交ぜながら情報とはなにか、それを救い取る力について伝授した一冊である。 第1章「テレビと新聞は「本当に」終わったのか?」 メディアに関する本は少し前まで重点的に読 […]

最後の万歳師―尾張万歳家元 五代目長福太夫北川幸太郎

日本の伝統芸能には様々なものがある。有名なものでは歌舞伎、能、狂言、文楽、浄瑠璃などがある。では本書のタイトルにある「万歳師」はいったいどのようなものなのか。 「万歳(萬歳)」は元々雅楽の千秋楽とともに「万歳楽」という曲が出ている。これは君主の長久(時代が長く続いたこと)を祝うために作られており、そこからできたと言われている。 本書はその中から「尾張万歳」の保存のために尽力している男たちの物語を綴 […]

パワポ使いへの警告

私の勤める業界に限らず、様々な所で「パワポ(PowerPoint)」を使う機会が多い。多くはプレゼンツールとして使われる事が多いのだが、それに頼りすぎるのは良くないと警告している。企画を考える時にも使うのではなく、企画を仕上げる、もしくは「伝える」ツールとして多用されることが多いのだが、それが企画力であったり、伝える力となってしまっている。それを著者は頼りすぎとしている。 ではどうしたら良いのか、 […]

億万長者専門学校 実践編

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 今から3年前、「億万長者専門学校」と言う本が出版され、ベストセラーとなった。レビューなどでは賛否両論はあったのだが、いかに「億万長者」になりたいかを象徴づけた。 本書はより実践できるように、どのような実践・思考・心構えを行えばよいか、と言うのを表している。 RULE1「億万長者マインド」 ビジネス書や自己啓発本は一般書とは違い「実践」をする事によって初めて価 […]

消費社会のゆくえ―記号消費と脱物質主義

「消費社会」というと「モノの消費から、ココロの消費に変わった」と言うのがおきまりの文句になってしまうのだが、今し方そうなっていると言っても仕方がない。「贅沢」に関してもそのことが言える。 本書もそれと同じことを言っているのだが、「記号消費」と「脱物質主義」の二本柱で「モノ」から「ココロ」への変遷を紐解いている所が特長にある。 かつて「モノ」に関してはそれほど恵まれていなかった。大量に買えるモノから […]