書評

哲学

凡人として生きるということ

本書で取り上げる「凡人」とはどのように定義されているのか。調べてみると、 「1 普通の人。ぼんじん。  2 身分の低い人。並の家柄の人。」(「コトバンク」より) とある。平凡な人そのものを表すのだが、その「平凡」な人生の中で「自由」か「不自...
国内政治

文化と外交 - パブリック・ディプロマシーの時代

外交にも様々な種類があるのだが、中でも有名なものとして「文化外交」が挙げられる。これは国々の文化を人的交流や放送などを通じて、国内外の世論を働きかける、といったアプローチの手法であり、日本でも「クール・ジャパン」を中心にした政策を行っている...
書評

おもてなし学入門

去年2012年は数多くの流行語が生まれた。中でも東京オリンピック招致のプレゼンで、フリーアナウンサーの滝川クリステル氏が発した「お・も・て・な・し」がある。日本のホスピタリティの代表格として「おもてなし」があるのだが、それはいったいどのよう...
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書評

かつお節と日本人

食文化の中でも「名脇役」として名高いものは数多くあるのだが、中でも「かつお節」は用途が広い。出汁を取るのにも使えるし、おにぎりの具にも使え、さらにはお好み焼きやたこ焼きのトッピングなどにも使うことができる。それでいながらかつお節単体でも、香...
文芸・評論

「正月」のない歳時記

あけましておめでとうございます。 2014年「蔵前トラックⅢ」、及び「蔵前トラック アーカイブ」をよろしくお願い申し上げます。 さて最初の書評はこちらです。 「正月」にちなんで本書を取り上げてみるのだが、本書は近代における「季語」を取り入れ...
国内政治

都知事―権力と都政

先日12月24日に東京都知事の猪瀬直樹氏が徳洲会グループからの資金提供問題の隕石に伴い辞任した。それにより、東京都知事選が来年の2月に行われる事になったのだが、東京都知事とは他の道府県とは異なる権力を持っているとも言われている。1300万に...
国内

介護入門―親の老後にいくらかかるか?

超高齢社会であると共に、介護の需要と重要性が高まってきている。しかし介護の現場は「老老介護」「介護殺人」「介護自殺」と呼ばれる程、物騒な事件が後を絶たない。介護保険についても1997年に成立・施行され、2005年に一度改正されてからはほとん...
書評

理科系冷遇社会―沈没する日本の科学技術

理科系の人は冷遇されているのだという。理系というと企業の「研究職」、もしくは研究機関に就職してさらなる研究を積み、世界一の技術を生み出す。 しかし、現状では世界的にも出遅れる兆候を見せているのだという。本書はそのことについて危機感を抱いてい...
哲学

瓦礫の中から言葉を―わたしの<死者>へ

東日本大震災では、多くの人命が失われ、多くの家屋が失った。復興は今でも進んでいるのだが、思ったよりも進んでいない、という事実も存在する。そのような状況の中で、震災によって2万人近く失った人々はどのように思っているのだろうか、そして私たちは亡...
日本

この地名が危ない

日本地図を見たり、地名を見たりすると、地名には歴史や文化がルーツとなって名付けられているのがほとんどである。全国各地にある地名を挙げると数え切れないが、その一つ一つ調べていくと、歴史を知り、文化を知る事ができるため知的好奇心が増大してくる、...
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