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哲学

70歳からの正しいわがまま

超高齢社会を迎えるものの、70歳になっても現役の人もいれば、もう老い先も短いという人もいます。特に現役・引退問わず70歳になってくると延長戦、と言うよりも人生の総決算という方が良いのかもしれません。 70歳から新たに始めると言うよりも、老い先短い中で最後の「わがまま」をしたい、という方も少なくありません。本書は医者でありながら、治療はせず、看取りを行う医者が多くの70歳以上の方々を見て、本当に「正 […]

臨床心理学小史

「心理学」は私たちの生活にも「心理」を理解する上で大切な学問の一つとして知られている。一方でそのカテゴリの一つである「臨床心理学」はどうかというと、 人間の心理的障害・病理の問題を、心理学的な原理や知識を総合して解決することを図り、そのための理論および技術を研究する心理学の一分野「広辞苑 第七版」より とある。解決のための「理論」と「技術」を「研究」する分野であるため、問題をもとにした研究の分野で […]

サクッとわかるビジネス教養 アドラー心理学

オーストリアの精神科医・心理学者であるアルフレッド・アドラーは個人心理学のひとつである「アドラー心理学」の創始者である。そのアドラーが提唱した「アドラー心理学」とは何か。そこには「勇気」や「人間関係」「自分自身」のことを映し出している。本書はビジネス教養としての「アドラー心理学」を紐解いている。 Chapter1「アドラー心理学の柱は「勇気」」 元々アルフレッド・アドラーは心理学を勉強しているとあ […]

愛国の起源―パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか

「愛国」と言う言葉が出てくると、「右翼」や「右派」「保守」といった言葉と直結する論者も少なくない。もっとも「愛国」は、「自分の国を愛する心」そのものであり、どのような思想であれ「国を愛する」ことを意味している。しかしどういうわけか、その愛国心が、政治主義の「パトリオティズム」となり、保守思想の一つとなっていった。 そもそも「愛国」はどのような歴史を辿り、保守思想へと行き着いたのか、その歴史を本書に […]

楽しくはじめて、続けるための 自炊入門

私自身、大学入学と同時に独り暮らしを始め、もう18年半以上経つ。しかしながら大学生活の4年間は下宿だったため、実際に料理するなどの独り暮らしは14年半あたりになる。元々料理自体は、時間こそ取らないまでも、簡単なものをつくることが多い。野菜炒めや焼きそば、さらにはあり合わせのサラダや簡単な鍋に至るまではつくる。とは言えど、自炊のレパートリー自体は少ないため、ある種ワンパターンになってしまうことも多々 […]

「小さな歴史」と「大きな歴史」のはざまで

「歴史」は人類はもとより、森羅万象が長らく進化を続けてきた足跡である。しかしその「足跡」の中には失われたもの、都合良く解釈されたものまであり、その認識を巡ってのいざこざもある。日本でもある「歴史認識問題」もその一つである。 また「歴史」と言っても日本・世界といった場所の歴史はもちろんのこと、古代史・中世史・近現代史など時代によっての大小も異なってくる。本書はその歴史の構築・解釈、そしてメディアとの […]

人間の自由と物語の哲学―私たちは何者か

小説をはじめとした物語の中には登場人物がおり、周囲の人びとと織りなすことが多い。もちろん中には人間一人が出てきて、周囲の事象との関わりを描くケースもある。 もっとも登場人物たちにも、それぞれのアイデンティティがあり、なおかつ哲学があるのだが、本書は小説における登場人物を哲学的にどのよに捉えているのかについて考察を行っている。 第一部「哲学から小説へ―自由と主体をめぐる原理的探究」 小説において、登 […]

人生ってなんだ

私自身、昨月37歳になった。「もうここまで生きたか」という感情もあれば、「まだ37歳か」という感情の両方を持ってしまう。 その37年間の中で「人生」を振り返ることはあれど、人生とは何かという問いを考える事も何度かあった。本書に限らず色々な本を読み、様々な人の話を聞きながら考えていくのだが、未だに結論が出ない。もしかしたら結論は人それぞれで、中にはないのかもしれない。 そこで本書である。劇作家であり […]

脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法

考えるだけで無く、行動を行う、しゃべるなど生きていく上で非常に重要な要素なのが「脳機能」であるが、加齢とともに、衰えて生きやすく、衰える度合いによっては寿命が来てしまい、認知症の引き金にもなりかねない。 そこで本書である。本書は認知症を防止するために「脳寿命」を延ばすことを挙げているのだが、どのように延ばすことができるのかそのことについて伝授している。 第1章「脳の謎を知る―まだまだその正体はわか […]

犬にウケる飼い方

私自身、自宅自体はペット禁止のため犬や猫などを飼うことができないのだが、親戚の家に行くと犬を飼っているところもあり、そこで犬とじゃれ合うこともしばしばある。 それはさておき、散歩をしていると犬と散歩を行っている方もちらほら見かける。コロナ禍に伴って愛玩動物(猫など)を飼う方も堅調である一方で、飼育放棄をする悲しい実態も浮き彫りになっている。そこで本書である。犬の飼う方の中には、ある程度しつけなどを […]