口コミ繁盛店のつくり方

著者の花谷様より献本御礼。 今やSNSの時代と呼ばれているが、その時代でも「口コミ」の力は衰える気配を見せない。時代が変わっても「口コミ」がいかに普遍的なのか、時代に左右されない価値を持っているのか、あるいはその両方の要因があるのかもしれない。しかも昨年の震災により「絆」が重要視されてきており、「口コミ」の価値はますます高くなりつつある。 そのような時代だからでこそ「口コミ」のノウハウも「口コミ」 […]

福沢諭吉 「官」との闘い

慶応義塾大学の創設者である福沢諭吉は教育者でもあり、思想家として近代日本の基礎を作り上げた人物の一人である。とりわけ「学問のすすめ」や「福翁自伝」は100年経った現在でも名著として広く語り継がれている。 その一方で福沢諭吉は「文民」として「官」との闘いを繰り広げた人物でもある。本書は福沢諭吉の生い立ちとともに、「官」との闘いの顛末について綴っている。 第一章「政治思想」 ここでは福沢の生い立ちから […]

1日5分で夢が叶う 日記の魔法

皆さんは現在日記をつけているのだろうか。 私は昨年の3月から日記を付け始めた。特別な日記帳を買ったわけではなく、手帳で「この日やったこと」「できなかったこととその原因」「これからやること」を中心に5行書くことにしている。その5行も仕事・プライベートと半分にして書き、休日はプライベートのことを5行書く形としている。書き始めて1年になろうとしているが、これといった成長は気づかないが「次は何をしたいか」 […]

後継者 金正恩

1994年の金日成死去から約17年間独裁者として君臨した金正日が昨年の12月に帰らぬ人となった。後継者は2009年に金正恩と決まっており、実質的に金正恩を中心とする後継体制が固まっているのだという。 後継者としての修行期間もわずか3年しかなく、ましてやまだ20代後半である金正恩が最高指導者としての力が発揮されるのには時間がかかる。こう言った状況の中での北朝鮮内にある権力闘争がどのようになるのか、あ […]

著作権2.0 ウェブ時代の文化発展をめざして

このごろ「著作権」に大きな関心が寄せられている。その大きな要因の一つとして「Web2.0」の誕生と隆盛が挙げられている。急速な技術革新により、著作権保護などの方の整備が追いついていない現象が起こっている。 それどころか技術革新と著作権保護そのものが対立関係にあるように見えており、「タマゴが先か、ニワトリが先か」という不毛な議論になることも少なくない。 本書は「Web2.0」と著作権の現状、そしてこ […]

「いい人に見られたい」症候群―代償的自己を生きる

人はよほどの事ではない限り、「好印象」に見られたいという願望があるという。私もその一人であるが、それがどれだけ心の重荷となってしまうのか、自覚してか、していないでかはわからないが、「本当の自分」が見えなくなってしまっているという。 本書は「いい人にみられたい」という感情の傾向と「本当の自分」との乖離、そして「自分らしく」生きることの重要性について説いている。 第一章「「本当の自分」を生きられない」 […]

リアルタイムウェブ―「なう」の時代

「リアルタイムウェブ」は簡単に言えばTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアによる常に最新の情報が流れるウェブのことを言っており、現在のウェブにおいてもっともホットなものと言える。 本書は今をときめく「リアルタイムウェブ」がウェブに、そして社会にどのような影響を及ぼし、時代を創っていくのかを分析している。 第1章「「グーグルの10年」の終わり」 ウェブをはじめコンピューターの「波」 […]

文化のための追及権─日本人の知らない著作権

これまで当ブログでは「著作権」にまつわる本をいくつか取り上げている。技術の進化により、著作権そのものが問われ始めている。 しかし本書で紹介される「追及権」というのは初めて聞く。ましてや本書に出会うまで「つ」の字すら知らなかった。「追及権」とはいったい何なのか、本書は著作権そのもののメカニズムとともに解説している。 第一章「芸術家は貧しいのか」 著作権の話にはいる前に元々芸術家はどのようにして生活を […]

テンペスト

「テンペスト」の意味は簡単に言えば「暴風雨」や「嵐」のことを表す。本書の舞台となっている古代琉球王国であり、夏場には台風に巻き込まれることも多く、本書のタイトルのようなことも少なくない。しかし昨年起こった被害のようになることは少ない。台風直撃に備えての家造り担っているためである。 本書の舞台は約250年前の琉球王国、ある少女が臣官と偽って行政で活躍したが、活躍したことにより、女性であることがばれ、 […]

仕事が「ツライ」と思ったら読む本

皆様の中には「仕事はツライ」と思った瞬間は必ず思うことがあるだろう。そういったときは仕事のパフォーマンスも、モチベーションも落ちてしまい、「何で働いているのだろう」「何で仕事をしているのだろう」など自問自答するようなことになってしまうだろう。そういった時にこそ、心を解放し、「ツライ」という感情から抜け出す必要がある。 そこで本書である。本書は仕事が「ツライ」と思わせる原因を特定し、それをいかに抜け […]