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リーダー

一流の人は本気で怒る

あなたは最近「怒った」ことはあるか。ちなみに「怒る」と言う意味は相手に対して怒鳴り散らすようなことではなく、あることに対して不満や憤懣を覚えることから生まれる「怒り」が芽生えたことを表している。その意味での「怒り」であれば、ほとんどの人は持っている感情である。その怒りをどこにぶつけるか、それが大きな鍵になるのだが、一流の人は本気で怒り、その怒りの矛先をコントロールすることによって、良い方向に導くこ […]

最強のリーダー育成書 君主論

著者の鈴木様より献本御礼。 巷の本屋では色々なリーダー論についてあるのだが、「君主論」はどうかというと、数えるしかない。その中の有名どころでは本書で紹介される中世のイタリア外交官であり、政治思想家であったニッコロ・マキャヴェッリが上梓したものが挙げられる。その君主論はどのようなものなのか、本書ではその君主論をかみ砕いて紐解きつつ、リーダーとはどのような存在であるべきかを伝授している。 第1章「ケチ […]

自分がいなくてもうまくいく仕組み

仕事において「仕組み」を作ることは非常に大切である。実際に会社自体もいろいろな「仕組み」によって成り立っており、それが利益を生み出す構造になっているからである。そのため組織をうまく動かしていくためには「仕組み」をつくることは必須事項ともいえる。 その仕組みをどのように作っていくべきか、そしてそれを育て、動かしていくのか本書はチームマネジメントとしての「仕組み」のあり方について取り上げている。 第1 […]

判断と決断 ―不完全な僕らがリーダーであるために

リーダーとしての資質が問われるものとして色々なものがあるのだが、中でも「判断」と「決断」はリーダーにおいて重要なスキルであり、ムダに迷ってしまうチームを補う道具として用いられるのだという。著者にとって、「判断」と「決断」とは、 「判断」・・・過去について評価すること 「決断」・・・未来への方向性を打ち出すこと(p.4より) とある。その「判断」と「決断」はどのようにして作られていくのだろうか。著者 […]

リーダーの基本

著者の横山様より献本御礼。 会社の中にいると「リーダー」と呼ばれる人間は何人かいる。その「リーダー」と呼ばれる人物にはどのような共通点があるのだろうか、そしてどのような力が必要なのか。 本書は自身が「リーダー」を勤めていた経験を本に、どのようなスキルや考え方が必要なのか、そしてそのスキルや考え方をどのようにして使っていけば良いのかを示している。 第1章「観察力」 リーダーの下には規模にもよるが、部 […]

部下を育てる リーダーのレトリック

日経BPマーケティング社 様より献本御礼。 この頃「部下を育てる」と言った本がよく出ている。「課長受難の時代」と言われて久しいが、課長でなくても部下を育てるのに苦心をしている先輩社員は少なくない表れなのかもしれない。 本書の話に移る。本書の著者は現在日本ラグビー協会コーチングディレクター、及びラグビーU20日本代表監督を務めており、選手達に「レトリック」でもって教えているのだという。「レトリック」 […]

ど真剣に生きる

あなたは「真剣」になったことはあるのだろうか。私はと言うと、自分自身は真剣だと思っていないながらも、他の人から見て「真剣」だという方々もいるため、どちらかというと真剣に生きているのかもしれない。 人生はどのようなチャンスが巡り込んだり、ピンチを迎えたりするようなことが往々にしてある。本書は著者自らの人生をもとにして、何のために生きるのか、そしてどのように生きるのか、という人生論からビジネスに至るま […]

昇進者の心得―新任マネジャーの将来を左右する重要課題

会社勤めの方には「出世する」といったことは、人それぞれあるのだが、存在する。その一つとして「昇進」が挙げられるのだが、その「昇進」をするにも心得がある。また昇進して「マネジャー」に就いた人もまた心得が存在する。 本書はその昇進やマネジャーの心得についての課題と経験、戦略について伝授している。 第1章「新任マネジャーはなぜつまずいてしまうのか」 管理職になると仕事も振る舞いも、平社員と大きく異なる。 […]

シリーズ「『貞観政要』を読む」~11.巻十<行幸><畋獵><慎終>~

<論行幸第三十六> 貞観政要最後となる巻十の最初は「行幸」について議論をしたところから始まります。 「行幸(ぎょうこう)」とは、 「君主が宮殿の外に行くこと。その行く先に幸福が生まれることを表す」(「貞観政要 下 新釈漢文大系 (96)」p.752より一部改変) と言います。 ————————̵ […]

シリーズ「『貞観政要』を読む」~10.巻九<征伐><安邊>~

<論征伐第三十四> 「征伐」は簡単に言うと他国への「戦争」を意味します。「天下太平」にほど近い太宗の時代でも他国への侵攻もありましたが、他国からの宣戦を受けることもあり、戦禍は絶えませんでした。 —————————- 太宗謂曰:「我與突厥面自和親,汝則背之,我無所愧,何輒將兵入我畿縣,自誇強 […]