TAG

人生

黒岩重吾のどかんたれ人生塾

今年で30歳という節目を迎え、私自身も書評をますます進めていきたいと思う。もちろん書評家であるため、書評とは何かというのを考え、追いかけながら前へと進みたい。 そこで今回は、私の中で思い出に残る一冊を一つ取り上げる。私が高校生だったころ、今も同じように活字の本は読んでいたものの、今ほど多くは読んでいなかった。何を読んでいたのかというと漫画雑誌の方が多かったと思う。中でも「週刊ヤングジャンプ」という […]

後悔しない生き方~人生をより豊かで有意義なものにする30の方法

「後悔をしない生き方」とは何なのか、それは自分自身でもよく考えることである。しかしどのようなものなのかわからないときが時々ある。そこで本書である。人生においての「後悔」をしないためにはどうしたらよいのか、本書は基本方針として5つを紹介している。 第1章「自分の思いに素直になる」 「自分の思い」は人生や仕事における「ビジョン」が存在する。それを実現するためには、「今やりたいこと」「将来かなえたい夢」 […]

優柔不断は“得”である~「人生の損益分岐点」の考え方

「優柔不断」というと、「スピード社会」と呼ばれている世の中では負の側面が強い。しかし著者は逆に即断即決はむしろ「決めつけてしまう」というリスクも孕んでいるのだという。そのことを踏まえて優柔不断はむしろ自分の人生を熟慮する上で「得」なのだという。ではどのような形で「得」になるのか、本書のキーワードとして「人生の損益分岐点」が挙げられている。 第1章「「人生の損益分岐点」を考えてみる」 「損益分岐点」 […]

ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?

日本能率協会マネジメントセンター 様より献本御礼。 私自身趣味として落語鑑賞がある。元々小さい時からTVやCD・カセットなどで親しみ、神奈川に移り住んでからは、頻度こそ年に1回あるかないかだが、寄席に足を運ぶこともある。今も古今東西の落語を堪能しているのだが、落語は話術のみならず、ビジネスにおいても重要な効果をもたらすのだという。それを解き明かしたのが、共に元落語家であり、現在はそれぞれの道で第一 […]

生きるってなんやろか?

「生きてるってなーんだろう」「生きてるってなーに?」 このフレーズを知っている方であればおそらく20代後半から30代と言える。これは「笑う犬」シリーズに出てくる「テリー&ドリー」のコントである。 そのコントはさておき、「生きる」こととはいったい何なのか、そのことについて哲学的な観点、あるいは科学的な観点から考察を行っているのだが、アプローチはそれぞれ異なっている。 その異なった2つの学問が […]

神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」

KADOKAWA 宮脇様より献本御礼。 日本には八百万の神がいるといわれている。家の中や外、さらにはものそのものにも「神」が宿っていると言われている。その中で神々に愛されるためにどうしたらよいのか、という考えに行き着く。その神を味方にする、本書で言う所の「運が良くなる」にはどうしたらよいのか、それは「お清め」を行うことであるという。本書はその「お清め」の考え方、そしてやり方について取り上げている。 […]

30代で人生を逆転させる残業0(ゼロ)の時間術

著者の石川様より献本御礼。 既に別の本の書評にて書いたのだが、私自身もうそろそろ30代を迎える。論語で言うところの「而立」と呼ばれる時期であるのだが、私自身の感触としては30代になっても何も変わらないなという印象がある。 それはさておき、30代になると、色々な考えを持ち、判断できるような時期である。もちろんそのための生活リズムも取り入れるべきなのだが、実際にどのような事をしたらよいのか、本書は会社 […]

ウイスキーと私

先月28日に終了した連続テレビ小説の「マッサン」。その「マッサン」の主人公のモデルとなったのが、本書で紹介する竹鶴政孝とリタ夫人である。 竹鶴は元々酒造家の息子として生まれ、自らも酒造家になろうと考えていた。酒造家になろうと修行していた傍ら、洋酒にも興味を持ち、当時アメリから輸入していたウイスキーにも興味を持っていた。その修行元の会社の指示により単身スコットランドに留学し、ウイスキーの醸造技術を学 […]

独学でよかった

私自身、いろいろなところで書いたのだが、本格的に多読を始めたのは今から8年前、大学3年生で就職活動を行っている最中の時である。当時は小樽に住んでおり、小樽から札幌を往復する毎日を送っていて、それで手持ち無沙汰になっていたときに読書を始めたことが始まりだった。 それから読書の魅力にはまり、書評も書くようになって、現在に至っている。その読書を通じて、独学で学んだことも数多くある。もちろん本書の著者も数 […]

今、そして未来(これから)―様々なビジネス生活から人生を考える

現状から未来を考えることは往々にしてある。もちろん私自身も書評を行っているが、将来は書評家をずっと続けながらも、書評を通じて、人と本を介した仕事をやっていきたいと考えている(出版社の仕事や本屋の仕事とは別の考えで)。そのモデリングは現在も考えているところにあるのだが、その仕事のなかで「やりたいこと」と「やるべきこと」と言うのがあり、それらが見えてきて「天職」に結びつけることができている方も少なくな […]