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家族

予断捜査

東京のとある住宅街で一家殺人事件が起こった。その家族の妹が旅行の最中だったため、難を逃れたが、ニュースを知り、急遽戻ってきた。 なぜそのような事件が起こったのか、犯人は一体誰なのか。殺された家族は資産家でもあり、大学教授だった。しかもその大学の総長の選挙を控えていただけに、怨恨を始め、様々な線で捜査を行っていったが、実際には「一家」の歪んだ実態が明らかになっていった。 日本の国会や自治体のみならず […]

悪い女 暴走弁護士

ある事件を起こして、通報する。その後に自首して逮捕されるといったニュースを見ることが時々ある。本書はそういった事件を描いているのだが、深層はかなり深い。 よくある保険金殺人を描いているように見えて、夫や家族に対する愛憎もあれば、事件を起こした苦しい事情、そして裁判にて明かされる事実と闘いと、事件と弁護、さらには裁判に至るまでのプロセスにて次々と明かされていくのだが「動機」が一番のキーとも言える。 […]

赤い髪の女

親子の「縁」は切って切れないものである。切っても切れないのだが、片方の裏切りにより、その縁が切れかけることもあれば、完全に「切れた状態」になることもある。しかし何かしらの影響で元の鞘に収まるといったこともある。 本書は父に捨てられた子が、金を稼ぐために働く。その時にある赤い髪の女と出会う。その女に子供は恋に落ちた。それが悲劇に墜ちることも知らずに。 女性と子供、そして父と子。それらの数奇な運命は悲 […]

恭一郎と七人の叔母

母子が実家に住んでいるが、その母は8人姉妹で、主人公である子供には7人の「叔母」がいることになる。しかもその叔母たちの中には夫や子もおり、同じ実家で暮らしており、さらには子供から見て祖父母・大叔父・大叔母、曾祖父とみるからに大家族であり、なおかつ何人暮らしかとさえ思ってしまう。 人数的な意味で騒々しい家族の悲喜こもごもを描いたのが本書である。ハートフルなストーリーでもなく、家族のいざこざでもなく、 […]

間違いだらけの老人ホーム選び 業界のウラもオモテも知る第一人者が語る本当の姿!

「老人ホーム」と言うと、「高齢者が入る」と言う印象が強い。しかしながら、著者に言わせると、むしろ「高齢者が『入らされる』」ケースが多いのだという。もちろん子どもたちの未来や生活を損なわせない思いで、自ら入るケースの方が実は珍しいという。 しかし老人ホーム選びは全国津々浦々とあり、なおかつ受けられる内容なども様々である。その中でどのようにして選んだら良いのか、本書はそのことについて取り上げている。 […]

睦家四姉妹図

時代は昭和、平成、令和へと流れていく。その流れの中で、本書はとある4姉妹家族の「日常」を取り上げている。昭和時代末期である1988年から令和に入った2020年の32年にもおよぶ歴史のなかで「歴史」はどのように変わっていったのかが描かれている。 「家族」はもちろんのこと、4姉妹にも新たに結婚があり、出産がありと、新たな「家族」が生まれるなど、大きな「変化」も生じるようになる。しかし元々生まれた「家族 […]

育休刑事

本書に出てくる刑事は、警察署の刑事であるが、結婚して子どもを出産したことにより、育児休暇(育休)を取得して、子育てに勤しんでいた。刑事として仕事に集中していたが、子宝に恵まれて、ようやく家族のことに直接目を向ける時期が来たにもかかわらず、名探偵コナンの江戸川コナンよろしく、出くわす場所で事件が起きてしまう。 その事件は主に「家族」にまつわるトラブルから起きたものがほとんどで有、事件を追っていく中で […]

リボンの男

今となっても主婦はいるのだが、もう一つ「主夫」の存在もある。最近ではアニメ・ドラマにまでなった「極主夫道」もあるほど、題材となっているものも数多く、実際に主夫を行っている方の本も読んだことがある。 さて本書も「主夫」を描いているのだが、幼稚園児を育て、家計を支えていくために奮闘している姿がここにあった。 幼稚園の送り迎えなども行っていく中で「シュフ」仲間との関わりもあったが、その中での人間模様、さ […]

子どもにウケる科学手品 ベスト版 どこでも簡単にできる77の感動体験

手品というと「タネも仕掛けもありません」というようなことで人々を驚かせ、一部は笑わせる。しかしその驚きの中には「感動」と呼ばれる様なものもあり、手品が今もなお人気を読んでいるのも窺える。 その手品は「科学」でもできることがあり、なおかつそれらは家庭によくあるものを使ってでもできるのだという。その手品は一体どのようなものか、それらを紹介しているのが本書である。 第1章「台所で科学手品」 台所によくあ […]

犯人は、あなたです

バラバラ殺人事件が起こったときから物語は始まる。しかしその被害者は編集者であったのだが、元を辿ってくると有名な家族であったことが発覚。しかしその事件の犯人に大きな謎もあり、表紙にある猫も容疑者ならぬ「容疑猫」として挙げられるようになった。そうあの「犯ニャン」のように。 有名な家族が被害者であるとするならば犯人(ニャンも含む)はいったい誰なのか、誰しもが「探偵」と化し犯人を見つけていくと言う物語であ […]