TAG

戦争

決定版 サイバーセキュリティー新たな脅威と防衛策

私たちの生活の中にはインターネットは切っても切れないものである。もっともパソコンやスマホなどをやっていなくてもテレビの画面でのデータ放送はアンテナ回線を使って双方向のネットワークを流していることもあり、どの人にも否が応でもインターネットとかかわる。 その関わっていく中で避けて通れないのがセキュリティであり、かつサイバー攻撃の対策である。本書はその現状と対策について取り上げている。 第1章「日常に潜 […]

モノから見たアイヌ文化史

私自身、北海道出身であることからアイヌ語やアイヌ文化には些か興味がある。もっともアイヌ文化についてはある程度知識はあったのだが、それを広く世に伝えたというと、過去に2度アニメ化されたマンガ「ゴールデンカムイ」がよい例である。 本書はアイヌの文化を「モノ」の観点から取り上げている。 Ⅰ.「日本史とアイヌ史」 日本の歴史の中にアイヌ民族は切っても切れない関係となっている。その関係はどのようなものだった […]

生き残り

本書のタイトルを見ると様々な側面を思い浮かべる、戦争などのまさに生きるか死ぬかの「生き残り」をかけた戦いもあれば、社会的な競争において勝ち負けといった「生き残り」もある。本書はその中でも前者の意味を持っている。 本書の舞台はおそらく大東亜戦争にあたるのかもしれないが、その中でも北ビルマ(現在のミャンマー北部)において米中の連合軍との戦いで苦戦を強いられている中で生き残るために戦う姿を描いている。主 […]

火神子 天孫に抗いし者

時は弥生時代、卑弥呼と呼ばれる女性が当時の倭国の女王として君臨をした。本書はその卑弥呼が即位する前の時代から始まる。登美毘古と呼ばれる男性の王が即位して長らく安泰であったのだが、その時代もやがて終わりを迎える。実弟が何者かに殺害され、そこから戦いが繰り広げられた。その戦いは新たな国を建てるための戦争であり、戦争により多くの血が流れることが長らく続いた。 大王登美毘古は王家の血を絶やさないために一人 […]

英語と日本軍 知られざる外国語教育史

英語教育は今でこそ小学校でも行われるようになったのだが、戦前の頃も学校教育の中で英語教育は存在していた。特に陸海軍については諸外国との戦争や交渉などもあってか、外国語教育は必ずといってもいいほど行われていた。その外国語教育の創設から戦争、そして戦後に至るまでの外国語教育の在り方について、日本軍の歴史と共に追っているのが本書である。 第一章「近代陸海軍の創設と外国語」 軍にとっての外国語教育は現地で […]

ドローンの哲学――遠隔テクノロジーと〈無人化〉する戦争

ドローンは今となっては私たちでも簡単に手に入れられるようになったのだが、かつてはドローンという概念がなく、なおかつ認知され始めた時には事件が起こるなどむしろネガティブな印象でしかなかった。今では撮影などの様々な用途で使われることがあるのだが、その一方で、戦争の兵器として扱われる危険性もある。本書ではそのドローンについて哲学的な観点で考察を行っている。 第1章「技術と戦術」 技術において哲学的にどの […]

日本4.0 国家戦略の新しいリアル

様々なことが日進月歩で進化を続けている。日本もその例外ではなく、国家的な進化を続けていると言っても過言ではない。 その日本はどのように進化をして4.0をなしていくのか、国家戦略的な進化の観点から取り上げている。 第1章「日本4.0とは何か?」 そもそも日本4.0とはどのようなものなのかそこには江戸から明治にかけて、脈々と受け継がれたシステムがキーポイントとなる。そのキーポイントが北朝鮮などからの外 […]

戦争体験と経営者

大東亜戦争が終戦して73年を迎える。既にその戦争を知る方々はだんだんと少なくなっている様相である。話が変わり本署に移るが、日本の経済を牽引してきた経営者の多くはその戦争を体験し、苛烈な体験を通じて日本の経済を復活させたことは言うまでもない。その経営者の戦争体験とその教訓からどのような経営を行ってきたのか、著名な経営者の姿とともに取り上げている。 第一章「戦地に赴くということ」 本章で紹介される経営 […]

丘の切り株

著者は昭和5年生まれであり、現在おそらく87~88歳といったところである。長い人生の中でサラリーマン生活を送る、あるいは家族の生活を送り、その子供たちが結婚して、さらに孫までできた。 現在著者は私と同じ鎌倉市に在住しているという。その在住していた中で自分自身が送った人生を振り返る、そして伝えるために自叙伝として本書にて綴っている。 著者自身は人生をなぜ本書のタイトルのように喩えたのか、そこには自分 […]

わたしがいどんだ戦い 1939年

時は1939年、第二次世界大戦の最中であり、この時は西欧を中心とした戦争が行われていた。日本が大東亜戦争にもつれ込む2年前のことではあるのだが、このときには日中戦争が始まっており、文字通り、世界的な戦争が行われた時代である。 本書の舞台は戦地とは異なり、疎開したところであるのだが、戦地とはことなる「戦い」が行われた。その戦いの中には「自分との戦い」があった。その戦いの中には必ずと言ってもいいほど「 […]