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現状

百貨店とは

子どものころ当たり前にあった百貨店であるのだが、年に1回、故郷に帰省するといつの間にやら少なくなり、昨年末には1つもなくなってしまった百貨店。子どもの頃にいくつかの百貨店に通ったこともあり、思い出もけっこうある。 しかし私の故郷に限らずとも多くの百貨店は閉店や撤退が相次ぎ、その反面複合のスーパーやショッピングモールができてきている。そもそも百貨店はどのような存在なのか、どのような栄枯盛衰があったの […]

高齢初犯

あまり聞き慣れないように見えるのだが、実際にはそういった犯罪も増えてきているのだという。総合的な犯罪数こそはまだ統計は調べてはいないものの、少なくとも高齢者の犯罪は増えてきているのだという。もっとも犯罪の「再犯」もあるのだが、初めて犯罪を犯すいわゆる「初犯」と呼ばれる高齢者がそれ以上に急増しているという。 そもそもなぜ高齢初犯が増えているのか、そこには日本社会そのものの「現状」と言う名の「闇」が潜 […]

絶望の裁判所

本書のタイトルを見るとふとゲームやアニメになった「ダンガンロンパ」を思い出してしまう。この作品自体は裁判ではないのだが「学級裁判」と標榜して指名された者を死に追いやることから「絶望」がサブタイトルにつく。 それに似たものではないのだが、本書は元々裁判官で、最高裁を含めた様々な裁判の現場を見聞きして思ったのが「絶望」の二文字だったという。その理由を本書で暴露している。 第1章「私が裁判官をやめた理由 […]

エデュケーション

日本の教育現場にまつわる本は今まで色々と読んできたのだが、本書は小説であるにせよ、教育現場のことを生々しく描かれている。 「日本の教育現場を変えたい」という夢と情熱に駆られた若者が、次々と立ち向かう残酷なる「現実」。その「現実」に立ち向かいながら、理想に向かってひたむきに奔走していく新米教師たちの物語が本書である。 「教師になりたい」という夢は人によって存在し、理想の教師像も人それぞれである。しか […]

生命保険とのつき合い方

私自身は生命保険に入っていないし、現在それに加入する考えはないのだが、もしものことを考えて生命保険を選ぶとして、どのように付き合っていけば良いのか、参考資料として、付き合い方や買い方などを取り上げている。 第1章「生命保険はなぜ必要か」 生命保険についての勧誘を受けることは何度かあったが、その度に聞いていて腑に落ちないことがある。それは生命保険を単にかけるだけなのに、たくさんの特約が出てくるし、契 […]

企業スポーツの現状と展望

「企業スポーツ」というとあまり聞きなれないイメージがある。しかし、スポーツ選手の中でも企業に所属している選手がおり、そこの正社員として働く傍らで、プロスポーツ選手として活動している方もいる。有名どころではスキージャンプ界のレジェンドである葛西紀明氏がいる。葛西氏は北海道に本社ある住宅メーカー・土屋ホームに所属しており、そこでは所属スポーツ選手だけではなく、住宅販売の業務も行っているという。葛西氏の […]

ドローンの世紀 – 空撮・宅配から武装無人機まで

ドローンと言えば、2015年4月9日に起こった首相官邸にドローンが落下したという事件(官邸ドローン事件)があった。そのことがきっかけでドローンを知るようになり、どのように役立つのかと言うような興味を持ち始めるようになった。 しかし「ドローン」とひとえに言ってもまだわからない部分が多い。そこで本書である。本書はドローンとは何か、そしてドローンの使用事例とこれからについて取り上げている。 第1章「ドロ […]

まちの本屋―知を編み、血を継ぎ、地を耕す

私はこういった書評ブログをやっている人間なので、本好きであることは間違いない。もちろん小さいころから、まちの本屋に行くことが好きで、毎日のように本屋通いしたことがある変態である(現在も毎日のように本屋に通う変態だが)。しかし最近では大型書店が続々と出てきたことにより、地域に根付いた「まちの本屋」がドンドンと潰れている現状にある。しかし「まちの本屋」の中には独自の変化や考え方で生き残り、大型書店とい […]

若者はなぜ「就職」できなくなったのか?―生き抜くために知っておくべきこと

大学3年生、大学院1年生(2017年卒)はそろそろ就職活動に向けて本格的に動くシーズンといえる。職業によってはすでに面接審査も行われ、採用され始めているという。また景気が回復していることもあり、採用の門戸は広がっているものの、人によって就活が厳しい状況であるのは変わりない。 本書は大学などの学校が就職に対してどのような対応を行っているのか、そして若者の雇用問題がいかにして学校教育に影響を与えたのか […]

子どもと話す マッチョってなに?

「マッチョ」と言う言葉は筋肉質な方々のことを表していると私は考えるのだが、本書は単に「マッチョ=筋肉質」だけではないのだという。その「マッチョ」の本質とはいったいどのようなものか、そしてそれが「性差別」の要因となっているのはなぜか、さらに現在の男女の差はいったいどこにあるのか、そのことについて取りあげている。 第一章「マッチョ、性差別、押し付けられる規範」 「マッチョ」は、 「男っぽいさま。また, […]