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革命

革命キッズ

「革命」や「反体制」などにおける「運動」は今も昔も存在するのだが、かつては「1968」前後にあった学生運動や六十年安保などが大きくあり、その後にはベトナム戦争反対運動なども存在した。ここ最近では2015年安保などがあり、特にSEALDsの登場により、デモを含めた運動は盛んに行われてきた。 本書はその安保を含めた反対運動とは似ているのだが、架空の条約批准の賛成・反対が激しく対立していく中で、特に反対 […]

内藤忍の「アセットアロケーション革命」 人生を変える「お金の成功戦略」

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 「アセットアロケーション」とは、 資産を複数の異なる運用対象(預金・国内外株式・国内外債券など)に配分すること。また,その配分比率。資産配分「大辞林 第四版」より とある。元々著者も長らく主張していた「長期分散投資」があるのだが、それを発展した形の投資法である。本書はそのアセットアロケーション革命における資産運用の方法と実践について取り上げている。 第1章 […]

アグリカルチャー4.0の時代 農村DX革命

農業というと、最近のニュースでは良い話を聞くことがほとんどない。農家というと、困窮してしまい、農業を廃業する方々も出てきているという。またここ最近では災害により、収穫も落ちてしまうといったことも目にする。その一方で企業が農業に進出し、「農業のビジネス化」といった動きも見せているのもまた事実としてある。 本書はその中でも「スマート農業」という農業をデジタル的な観点で技術革新を起こし、新しいビジネスと […]

ジョン・ロック――神と人間との間

イギリスの哲学者であるジョン・ロック(以下:ロック)は「統治二論」を始め多くの政治思想を発表し、近世における「名誉革命」やアメリカ独立宣言、フランス人権宣言に大きな影響を与え、学問はおろか、アメリカ・イギリス・フランスの歴史の中で重要な位置を持った人物としても挙げられる。そのロックの思想はどのように醸成していき、影響を与えたのか、生涯と共に追っている。 第一章「生涯」 ロックはイングランドの南西部 […]

トラクターの世界史 – 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち

トラクターと言えば、農業でよく使われるのだが、それ自体の歴史は思っている以上に深い。もといトラクターの歴史そのものが産業革命の産物以降に生まれ、歴史的な背景のなかで変化を求められてきた産物の一つとも言える。別名「鉄の馬」と呼ばれるトラクターはどのように生まれ、歴史の中で彩ってきたのかそのことを取り上げている。 第1章「誕生―革新主義時代のなかで」 元々産業革命の中で農業の道具も革新されてきた。当初 […]

プチ革命 言葉の森を育てよう

人間的に成長していくためには「変化」が必要である。その変化に対してどこかしらか抗うような意識が出てきてしまい、変化を妨げてしまう。その意識を変えるためには色々あるのだが、その中でも最も効果のあるものとして「言葉」を変えることにある。本書でもプチ革命と銘打っているが、その革命は「言葉」による革命であり、著者も詩人・バンドマンの立場から言葉について説いている。 第1章「プチ革命」 言葉というと自分自身 […]

木材革命―ほんとうの「木の文化の国」が始まる

元々日本では「木材」を重宝し、家などの建物に使われた。江戸時代は「木」で作られた建物がほとんどで、例外というと城の石垣くらいだったが、明治維新になった時に「木は脆く、火事や地震に弱く、古臭い」といって蔑視し、レンガなど非木材が使われた洋館を建設するようになり、戦後になると、その潮流がさらに加速し、コンクリートや鉄を多用するようになってきた。さらに木材の蔑視は拍車を書け、林業に対して、木材に関して知 […]

愛国・革命・民主~日本史から世界を考える

明治維新以降「近代国家」が作られたのだが、西洋を中心とした「列強」とは一風変わった変化・経験を積んできた。その大きな原因として、長年「鎖国」を行ってきた江戸時代の経験によるものだという。 日本の経験は、諸外国から見たら「特殊」と言えるような経験だが、どのような根拠で「特殊」と言えるのか、そしてそもそも「普遍」の経験は何なのか、本書はタイトルにある「愛国」「革命」「民主」の観点から日本史を紐解いてい […]

1968―世界が揺れた年

「1968」 その年は世界的にも激動の年であった。これまで当ブログでは日本、アメリカ、そしてヨーロッパ各国について取り上げたが、本書はその総集編というべきところで1968年が始まったときから「プラハの春」、メキシコオリンピックが開催された「夏」から、アメリカ大統領選挙が行われた「秋」と時間を追って取り上げている。 <前編> 第一部「われらが不満の冬」 「革命前夜」という言葉がある。ここから来るであ […]

徹底的自分中心 プロアクティブ学習革命

イースト・プレス 石井様より献本御礼。 本書は資格や英語など「プロアクティブ(proactive:事前に対策を講じること)」をもとに紹介した学習法であるが、著者の経歴のインパクトが強かった印象がある。「絶体絶命」と呼ばれる言葉を2度も体験しており、そこから抜け出すために自ら勉強法を編み出し、人生を変えていった。本書で体験される「2度」の絶体絶命体験は人によってモチベーションを限りなく低下し、つぶれ […]