TAG

アナウンサー

明るい覚悟 こんな時代に

著者はかつて文化放送のアナウンサーで、文化放送退社後は作家として活躍している。ありとあらゆる側面での作品を生み出してきたが、その著者は今年の1月で75歳を迎えた。75歳はきりが良いのだが、いわゆる「後期高齢者」の仲間入りを果たしたことになる。 これからの人生をどのように生きたら良いか、「老い」という避けられない要素が色濃く映り、なおかつ周囲の近しい方々が逝去する、あるいは病に倒れる中、自身も物忘れ […]

「医療的ケア」の必要な子どもたち―第二の人生を歩む元NHKアナウンサーの奮闘記

「医療的ケア」という言葉はメディアでも取り上げられているのだが、実際にどのようなケアなのか、実際に医療行為とケアとは似て非なるものであるのだが、その両者の違いとはいったい何なのか。元々NHKアナウンサーであったが、その実態を知り、退職し、こどもたちに医療的ケアの活動を行っている著者自らが綴った一冊である。 第1章「NHKから、もみじの家へ」 著者はNHKアナウンサーとして1986年に入局し、夕方の […]

小川宏の心に残るいい話

「小川宏ショー」などで知られる名司会者であり、アナウンサーの小川宏氏が昨月29日にこの世を去った。90歳の大往生だった。その小川宏氏の足跡は長らくテレビの世界ではその名を知る人はいないほどだったという。その長いアナウンサー・司会者の生活の中でどのような交友関係を築き、なおかつエピソードを築き上げて行ったのかを綴ったのが本書である。 第1章「こだわり好きな人々」 こだわりは誰しも持っているかもしれな […]

スポーツアナウンサー――実況の真髄

アナウンサーと言ってもニュース専門の「ニュースキャスター」、さらには本書で取り上げる「スポーツアナウンサー」が挙げられる。直近ではリオデジャネイロのオリンピックもあれば、高校野球もある。それらのスポーツの中継放送で実況を行うのが本書で取り上げるアナウンサーの役割なのだが、その実況から見たスポーツとは何か、そしてスポーツアナウンサーの具体的な役割と背景はどこにあるのかを取り上げているのが本書である。 […]

すべらない敬語

「すべらない」と言うと「人志松本のすべらない話」を連想してしまうだろう。しかしその連想じゃなくても、敬語などの言葉の中で使い方を間違ってしまうことは往々にしてあり、自分自身も書評をしている中で言葉の間違いでスベってしまうと言うことがある。 そのスベってしまうことにならないように本書では敬語をどのように使ったら良いのか、アナウンサーの立場から伝授している。 1.「敬語革命、勃発す」 ビジネスでもプラ […]

仕事休んでうつ地獄に行ってきた

北海道に住んでいる方であれば元UHB(北海道文化放送)アナウンサー、そしてそれ以外にも元NTV(日本テレビ)アナウンサーの側面があり、現在はタレント・フリーアナウンサーとして活躍している丸岡いずみ氏であるが、一時期体調不良になった時期があった。その「体調不良」の内容は本書のタイトルにもあるとおり「うつ」の症状があった。本書は著者の「地獄」とも語る「うつ」の体験について、うつになるまで、そしてなった […]

気づいたら「いつも選ばれる人」の会話ルール55 ~なぜ、プロスポーツ選手は女子アナをパートナーに選ぶのか!?~

水野俊哉様より献本御礼。 ビジネスの場でもプライベートの場でも「会話」はつきものである。その会話を一工夫することによって「選ばれる人」になるのだという。本書はその「選ばれる人」の会話や話し方など、コミュニケーションの方法を「女子アナウンサー(以下:女子アナ)」の立場から55のルールにして伝授している。 Chapter1「「いつも選ばれる人」になる女子アナ流「会話」ルール」 まずは「会話」である。会 […]

ひねり出す時間術―30分ジグザク仕事術

お金は平等にあるわけではないが、時間は誰でも24時間持っている。時間のある人は、その時間を有効に活用する。簡単に言えばお金で時間を買う。一方時間の使い方が下手な人は、時間でお金を買っている。前者になるべく巷では様々な時間術の本が立ち並んでいる。 本書は現役の文化放送プロデューサーが編み出した時間術を紹介している。 第一章「「人よりひと足早く」が時間を生む」 孫氏の兵法には「巧遅は拙速に如かず」とい […]