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イノベーション

好きなことだけで生きていく。

本書のタイトルを見たとき、「好きなことをして生きていけるのか?」という疑問を覚える。しかしながら私の周囲にも好きなことをやりながら生きている人も少なくない。もちろん「好きなこと」の中にはどうしてもやらなければならないことはあるのだが、それも総じて「好きなこと」とも言える。 「好きなこと」だけで生きていくというあたかも理想的な人生かもしれないのだが、習慣や行動、そしてその根幹にあたる考え方を変えてい […]

イスラエルがすごい マネーを呼ぶイノベーション大国

イスラエルというと、イスラエル・パレスチナ問題が現在も残っており、過去には「中東戦争」が複数回行われたことにより、絶えず紛争や戦闘が起こっているイメージがつきまとう。 しかしながら現在のイスラエルはBRICsの後に続くほどの経済の成長が著しく、先進国を中心に熱視線を浴びている国として有名であるという。もっとも経済・産業的にイノベーション大国として挙げられるイスラエルは経済的にどのような立ち位置にあ […]

イノベーションはなぜ途絶えたか―科学立国日本の危機

イノベーション(改革)は人にしても、企業、さらには業界にしても必要なことであるのだが、往々にしてイノベーションは失敗することがある。本書は日本における科学や産業におけるイノベーションが途絶えたことを主張しており、かつその原因としては日本の社会構造そのものにあるとしている。その理由と、対策について本書にて述べている。 第一章「シャープの危機はなぜ起きたのか」 今でこそ台湾の企業である「鴻海」の傘下と […]

AI現場力 「和ノベーション」で圧倒的に強くなる

あけましておめでとうございます。 本年も「蔵前トラックⅢ」をどうぞよろしくお願いいたします。 新年最初の書評はこの本からです。 昨今ではAIの技術が目覚ましくある。それと共にIoTと呼ばれる色々なもののインターネット化も進行しつつある。その技術の導入によって悲観的な見方をしている論者も少なくないのだが、著者はその技術を取り入れ、日本ならではのイノベーション、いわゆる「和ノベーション」を行うことがで […]

シリコンバレー式 最高のイノベーション

ダイヤモンド社様より献本御礼。 イノベーションをする事は非常に大切なことである。しかしイノベーションをするにしてもどのように行っていけば良いのか分からない。その分からないイノベーションをするにも「コツ」があったり、実践の仕方があったりする。その仕方や考え方についてシリコンバレー発のノウハウを伝授しているのが本書である。 第1章「イノベーションのカギは多様性と模倣」 イノベーションをするにしても全く […]

48の成功事例で読み解く ドラッカーのイノベーション

すばる舎 上江洲様より献本御礼。 「もしドラ」と呼ばれている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本が2009年12月に発売され、ロングセラーとなり、200万部以上売り上げた。それが起因となって一時期「ドラッガーブーム」が起こったのだが、そのドラッガーの考え方の多くは「マネジメント」にフォーカスされたものが多かった。イノベーションもあったのだが、「マネジメ […]

ビジネススキル・イノベーション ― 「時間×思考×直感」67のパワフルな技術

著者の横田様より献本御礼。 ビジネススキルは進化している。しかしそのスキルは時がたつにつれて必要がなくなり、廃れていってしまう。ビジネススキルも当然必要であるが、そのスキルを自らの形に進化をしていく必要があるのだが、ビジネスの舞台はそれで通用するほど甘くはない。 愚直に知ったスキルを実践するだけではなく、スキルの「本質」をつかみ、ビジネスの環境に合わせた進化・アレンジをしていくことによって根幹のス […]

日本で「一番いい」学校―地域連携のイノベーション

「一番いい」という基準は一体どこからきているのかというのが分からない。もしかしたら著者自身が「これが日本で一番いい学校だ」という独断で決めたのだろう。 それについて、とやかく言うつもりはないのだが本書の内容は副題のほうが的を射ており、地域連携による教育を行っているケースを紹介しながら「いい学校」の在り方について考察している。 第1章「地域連携の原点」 地域連携での教育を行っている原点、それは徳島県 […]