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イラン

アメリカの制裁外交

今でこそ、バイデン政権に変わっており、その中での外交は行われているが、実際にどのような外交になるかはまだ未知数と言うほかない状況にある。 アメリカでは歴代大統領によって、外交が変わってきており、本書で紹介するような他国に対しての「経済制裁」に積極的な大統領もいれば、逆に消極的な大統領もいる。特に適している国に対しては制裁を行うことが多いのだが、いったいどのような制裁を行ってきたのか、本書にて取り上 […]

四月のミ、七月のソ

本書は短編集であるのだが、韓国の日常を描いているのもあれば、人間的な悲しみやむなしさ、さらには生きている世界の残酷さを描いている。 母国でもある韓国の事情はもちろんのこと、著者自身イランを旅したなかで得てきたこともまた、短編集の中に収録されている。 叙情的でありつつ、寂寥感と言う言葉が似合うような物語が多くある。日本でも「諸行無常の響きあり」という平家物語で有名なフレーズがあるのだが、その「諸行無 […]

独裁者に原爆を売る男たち 核の世界地図

「原爆」というと8月6日に広島に落とされ、8月9日に長崎に落とされた惨劇の記憶がある。それだけではなく、戦後は1954年にビキニ環礁で水爆実験が行われ付近で漁を行っていた「第五福竜丸」の乗組員が死の灰に触れて死亡した事件が存在する。 そう考えると非核化運動の先陣を日本が切っているはずだが、今となっては非核化どころか、北朝鮮やイランなどで核開発が進んでいる状況にある。しかもその背景には「闇市場」の存 […]

イランとアメリカ~歴史から読む「愛と憎しみ」の構図

イランとアメリカの関係は「核開発」の観点から冷え切っている。それは前のブッシュ政権のころから、もっと言うと、イランの大統領にアフマディネジャドが就任した時からの事である。しかし、その発言以前はイランとアメリカは良好な関係にあり、79年の「イラン革命」の時にはイラン人がアメリカに亡命する人が多かったと言われている。 イランとアメリカの関係は、なぜ冷え切ったのだろうか、そしてオバマ政権2期目の時のイラ […]