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テスト

子どもの算数、なんでそうなる?

皆さんは「算数」が好きかどうか聞かれたときにはどう答えるのだろうか。私は小さい頃から好きでもあり得意科目だった。しかしながらなぜ大学で文系になったのかはツッコミどころであり、答えにくい所である。 私事はさておき、算数の授業の時はどうしてなのかわからずに、公式を覚えたり、本書で取り上げる「九九」を覚えたり、と言ったこともあったのだが、大人の立場になってくると、「なんでそうなるの?」とつい思ってしまう […]

全国学力テストはなぜ失敗したのか――学力調査を科学する

「全国学力テスト」は今もなお行われている。しかし「全国学力テスト」は広義と狭義によって分かれており、広義の場合は1956年から11年にわたって実施されたこと、さらに2007年から始まるまでに、度々名前を変えて行われたものも含まれる。狭義になると2007年からスタートした同名のテストのみを指している。 本書はこの2007年から行われた全国学力テストに関しての批判を行っている。なぜ「失敗」と断定したの […]

国会議員基礎テスト

現在の国会議員は言うまでもなく有権者の投票によって選ばれている。しかしその投票については組織票や人気投票のような様相を出しており、実際に能力を判別しているとは言い切れない。本書の帯に、 「立法・司法・行政の三権のうち、中央省庁の役人も裁判官も、超難関の試験を通っている。なのに、一番大切な立法府を構成する国会議員に試験がないのは、おかしくないか?」 とある。これほど痛快に今の国会議員についてを突いて […]

勉強の結果は「机に向かう前」に決まる

受験勉強をしたのがもう13年も前の話になるので、結構遠い記憶なのだが、その時私は商業高校に通い、なおかつ部活動もやっていた身だったので、その両立が大変だったことは今でもハッキリと覚えている。そういった状況なので否が応にも机に向かうと集中できてしまう。もっと言えばその時は音楽を聴くことが多かったためか音楽を聴きながら勉強をすることが多かったことも記憶している。 勉強に関する思い出は尽きないのだが、話 […]

マシュマロ・テスト―成功する子・しない子

本書のタイトルを見るに、「マシュマロ」を使ってどのように食べるのかというテストと連想してしまったのだが、その実は「マシュマロを食べるかどうか」の行動によって人生で成功するかどうかの分別が決まるというテストである。いわゆる「先延ばしにできるか」「先に行うか」というような能力、「自制」の能力が備わっているかどうかが問われるテストを「マシュマロ・テスト」という。そのマシュマロ・テストはどのようなものなの […]

TOEIC(R)テスト 満点コーチング

著者の松本様より献本御礼。 2011年あたりから企業の「社内公用語を英語」にする動きが活発してきている。現にいくつかの企業の「社内公用語」が英語になっている。その風潮の中で、社員の昇進基準などが「TOEIC」の店数によって判断されることとなり、あたかも駆け込み寺の如くTOEICを受ける、あるいは終業後にTOEIC対策塾に通うような人も出てきている。書店に行っても、英語の重要性を説く本や、逆に否定的 […]

大学生のための「学ぶ」技術

大学を卒業してまもなく5年を迎えるが、今年母校ではいろいろなことが起こっているのだという。母校であるだけにそのことを思わずにいられない。 それはさておき、自分自身大学4年間は勉強もさることながら、サークル・アルバイトなど色々とやったので充実した4年間であった。しかし大学の成績はというと、決して良くなく、むしろ留年の危険性の方が高く、ストレートで卒業できたのも「奇跡」といえるものだった。 本書は「就 […]

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

経済評論家兼公認会計士の勝間和代氏が強く推薦した一冊であるが、そのことにより書評ブロガーの多くは本書にある「ストレングス・ファインダー」を行い、自分たちの「強み」を活かしながら生きているということを聞く。私は今までこう言ったことをやろうとは考えていなかったが、書評がてら興味半分、面白半分でやってみようと考えたので本書を手に取った。 前半ではいつもの通り書評を行うが、後半は実際に私が「ストレングス・ […]