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ニュース

失われた報道の自由

「報道の自由」は広げて良いのか、それとも現状維持か、プライバシー保護などで狭めた方が良いのか、それぞれの所から議論があり、解決の難しい課題と言える。昨年末にあった神田沙也加の自殺についての報道がまさにそれを考えさせられる題材の一つとしても挙げられると言っても過言ではない。 その一方で報道の自由が失われて言っている側面もある。その側面としては「政治」といった所にある。特にアメリカでは一流メディアにて […]

あなたがスマホを見ているとき スマホもあなたを見ている

本書のタイトルからして、今のスマホの現状を見ているように思えてならない。最近ではセキュリティの観点から人がスマホにて除いた内容が他人に流出するようなニュースもちらほら聞くためである。 本書はそのそのことも含めて歩きスマホなどについて批判をしたエッセイの一つであり、表題も含めて、昨今の日常に鋭く切り込んだエッセイ集である。 新聞やテレビのニュースはもちろんのこと、実際に歩いてみて気づいたことなど些細 […]

信じてはいけない 民主主義を壊すフェイクニュースの正体

ニュースにしても、情報と同じく濁流のように流れるようになっているのだが、その中には「フェイクニュース」と呼ばれるような「誤報」や「虚報」が存在する。そのフェイクニュースとはいったいなぜできあがり、世界的に影響を与え、民主主義の在り方を壊すのか、その仕組みと実態を明かしている。 第1章「フェイクニュースとは」 「フェイクニュース」という言葉が出てき始めたのが2016年12月に起こった「ピザゲート発砲 […]

「文系学部廃止」の衝撃

私自身は文系学部出身であるのだが、実際にやったのは情報系だったため、どちらかというと、文系と理系との間に入っている印象が強い。もっとも文系学部というと「経済学部」や「商学部」「法学部」と挙げるだけでも枚挙にいとまがないのだが、そもそも文系学部はこれから社会に入る産業界と直結しない点が多いと言う天から「廃止」との声も出始めたという。そもそもなぜ「文系学部廃止」の声が出たのか、そもそも文系学部は社会に […]

テレビの日本語

私自身日本語には敏感であるのだが、本来ある日本語にすべきというよりも新しい日本語を色々と調べたり、あるいは方言を使ったり調べたりするように、地域やルーツを読み解きながら色々と取り入れる面で敏感になっている。もっともテレビでも日本語に気を使うことがあり、とりわけ「報道」といった場所ではそういったことが往々にしてある。そもそもテレビの現場ではどのようにして日本語を紡いでいくのか、その言葉選びや文体の変 […]

泣いたの、バレた?

本書は2013年5月~2014年5月に「週刊現代」で連載されていたエッセイを収録されたエッセイ集である。この時代は安藤美姫もあれば、紅白歌合戦、三陸鉄道、ソチオリンピックなどの時事的な出来事もあれば、著者の普段の生活の中で思ったこと、感じたことを取り上げている。 テレビのこと、お芝居のこと、旅行のこと、仕事のことなどありとあらゆることすべて裾野を広げると幅広いのだが、一つ一つ著者ならではの気付きや […]

ニュースの裏を読む技術

新聞や雑誌、テレビ、さらにはインターネットを通じて毎日たくさんのニュースが流れる。中には深掘りするような内容もあるのだが、そのニュースをそのまま受け取ってしまっては、情報に踊らされてしまう、いわゆる「情弱」と呼ばれてもおかしくない。そのような人にならないために、得た情報を取捨選択する、疑うと言ったことも必要であるのだが、ほかにも本書で取り上げる「裏を読む」ことも必要なことである。本書はどのようにし […]

ニュースではわからない欧州危機のゆくえ

洋泉社 様より献本御礼。 欧州危機に関するニュースは新聞やTV、ネットなどでも叫ばれている。しかし日本での関心事かというと、そうではあるが、最優先事項とは言えない。しかしギリシャを発端とした経済危機はEU内全体に発展するどころか全世界、とりわけ先進国において影響を与えているのは間違いない。これ以上悪化すると日本人の生活にも悪影響を及ぼしかねない。 本書ではそういった金融危機についてのカラクリを解き […]

GIGAZINE 未来への暴言

本書は「未来への提言」ではない。「未来への「暴言」」であり、あくまでGIGAZINEとしての意見をありのままに書くというポリシーの下で時には痛快に、時には過激に物事を斬るニュースサイトであり、最も影響のあるブログの1つである。私は本書に出会うまで「GIGAZINE」を拝見したことがないのだが、本書を読んでいくと「ぜひ「GIGAZINE」を見てみたい」もしくは「ブックマークをしたい」と思えてならなく […]

ニュースが伝えない政治と官僚

自民党政権下でも、民主党政権下でも、マスコミや一部の政治家は官僚を「目の敵」としている。しかし「官僚叩き」を行ったからといって国家は機能せず、むしろ官僚と政治家の両輪なくして成り立たない。しかしその官僚の天下りや天下る先の法人について民主党は強烈なメスを入れた。 昨年の8月30日に民主党が大勝し、9月に民主党政権が始まった。あれからもう9ヶ月経ったが、民主党内の「政治とカネ」、さらには「普天間基地 […]