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ノマド

ノマド化する時代

以前、フリーランスの「ノマドワーク」が話題となったが、これについて賛否両論が上がっている。実際に私自身はというと、それできちんと結果が伴っていれば何も言わないのだが、他人に迷惑のかけることだけはやめてほしいというのが実情としてある。 さらに言えば「ノマド」はそういった快適な形ではなく、むしろ「遊牧民」としての過酷な生活を強いられている印象、そして生存競争が激しい印象がある。これについては3年前に取 […]

ドゥルーズ~ノマドロジー

本書のサブタイトルには「ノマドロジー」である。 最近言われている言葉に「ノマド」という言葉があるのだが、これはあくまで「遊牧民」を表す言葉であるのだが、その「ノマド」について哲学的見地から考察を行ったこととして「ノマドロジー」があり、それを初めて考察したのがジル・ドゥルーズだったのだという。 本書はドゥルーズの生涯とともに、哲学者として、小説家としてどのような影響を及ぼしたのか、そして、「ノマドロ […]

女ノマド、一人砂漠に生きる

著者の常見様より献本御礼。 著者は単身エジプトへ渡り、ラクダを連れて砂漠の中で、移動しながら暮らすと言われる「ノマド(遊牧民)」の生活を送った。その生活は「自由」というようなイメージとは裏腹の過酷な生活だった。 本書は様々な場所を旅しながらエジプトに行き着き、そして過酷なノマドライフの中で得たもの、失ったもの、見出したものを遊牧民一族との生活の中で綴っている。 第Ⅰ部「女ひとりの砂漠」 著者は小さ […]

通勤どこでも仕事術

朝の通勤というと「満員電車」を思い出してしまう。しかし今年はサラリーマンによっては節電の影響で休日がずれる所もあるため、満員電車が回避できたという人もいる。そう考えると多くの企業はなぜ「月曜〜金曜」を営業日に定めているのかがわからなくなってしまう。 それはさておき、本書ではそんな通勤時間を何倍、何十倍も効率的に使用することにより、楽しく仕事を進めることができるのかのメソッドを集めている。 Chap […]

[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる!

ダイヤモンド社様より献本御礼。 文具にまつわるビジネス書も最近では増えてきている。その中でこだわりの文具を手に入れたり、それを使ったり、使った文具についてシェアをしたりすることができる。「文房具朝食会」のコミュニティまで作られているところを考えると、仕事やそれ以外の場でも「こだわり」を持つことの重要性を見出そうとしているのが窺える。 本書はノート術や仕事術など数多くのビジネス書を世に送り出した美崎 […]

ノマド出張仕事術

著者の上田様より献本御礼。 昨年の夏に「「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法」が話題となった。カフェの選び方から使い分け方、さらには道具といったところまで幅広く紹介されており、実践でも(書評を書く機会のみ)大いに役立った。 本書は主に長短問わず「出張」する人が多い人のための「ノマド仕事術」といえる。最近ではスマートフォンやノートパソコンなどのデジタルガジ […]

「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法

ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。 仕事の「効率化」「生産性の向上」など叫ばれている中、1日中オフィスにいることなく、外で仕事をするスタイルが増えている。とりわけ外回りをしている人であればなおさらである。 ちなみに「ノマド」は「遊牧民」を意味しており、家畜とともに時間・空間的に移動しながら生きる人たちを言う。ビジネスマンが仕事をする場所を1箇所と限らず、様々なところを仕事場としている。 本書の著 […]

アイヌの歴史―海と宝のノマド

11月12日号の「SAPIO」の「ゴーマニズム宣言(以下、ゴー宣)」や「わしズム(後日書評予定)」においてアイヌ問題について取り上げられていた。実際アイヌのことについてはなけなしではあるが知識はある。北海道出身であること、小学校時代アイヌの歴史について数多く授業で扱われたために知識を得ることができた。しかし大学に入ってからアイヌの歴史や文化についてそれほど勉強していなかったためアイヌについての突っ […]